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小さな飲食店は席数だけではなく、店が選ばれる理由から考える
HAGANEは8坪から14坪前後の小規模飲食店を中心に、業態、店舗規模、席数、厨房構成、料理の提供方法、客単価などの条件から設計を考えています。
小さな飲食店では、限られた面積の中に、客席、厨房、収納、配膳動線、設備を収めなければなりません。
席数を増やすだけでは、店が成立するとは限りません。
厨房が狭くなれば料理の提供が遅くなり、客席を詰めすぎれば店の印象や滞在体験が弱くなります。反対に、空間を広く見せることだけを優先すると、必要な売上をつくるための席数を確保できない場合もあります。
必要なのは、店舗の条件に対して、何を優先するのかを決めることです。
その判断を、ファサード、席構成、厨房、動線、照明、素材、音へ反映しています。
設計事例
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店内の活気を通りへ見せる。12坪のピッツェリア
約12坪のピッツェリア 来店の中心は徒歩客です。 車で通過する人に大きな看板を見せる店ではなく、店の前を歩く人に、 「ここでピッツァとワインを楽しみたい」 と感じてもらう必要があります。 そこで今回は、ファサードだけを目立たせるのではなく、店内の明かり、席の密度、厨房の気配までを外観として見せることにしました。 昼は1人でも… -



白いタイルと可愛い扉、その先に料理人の舞台がある洋食店
今回ご相談いただいたのは、京都市内に計画する約20坪の洋食店です。 昼は近隣で働く人や夫婦客が利用し、夜はワインと料理をゆっくり楽しむ。日常的に立ち寄れる親しみやすさを持ちながら、誕生日や少人数の会食にも選ばれる店にする。 料理は、ハンバーグや煮込み料理、魚料理などの洋食が中心です。 私たちはこの店を、内装の雰囲気だけで… -



遠くでは分かりやすく、近づくほど上質に。郊外15坪のとんかつ店
約15坪のとんかつ店|ロードサイド店舗 店舗前には12台分の駐車場があり、来店の中心は車になります。 昼は会社員や夫婦客が定食を食べ、夜は家族や2人客が、上ロースやヒレ、単品料理、ビールやハイボールまで楽しむ。 この店で最初に考えたのは、内装の雰囲気ではありません。 幹線道路を走る車から、どうすれば店を認識してもらえるのか。… -



昼は入りやすく、夜は記憶に残る。17坪のビストロをブランド体験から設計する
京都市内で、約17坪のビストロを開業したいという相談。 昼は、近隣で働く人や買い物客を対象にした1,500円前後のランチ。夜は、ワインと小皿料理を中心に、客単価5,000円から7,000円程度を見込んでいます。 物件は、間口が狭く奥行きのある長屋の1階です。昼間は一定の人通りがありますが、夜は店を目的に訪れる人が中心になります。 オーナ… -



郊外型ベーカリーカフェは、駐車場からブランド体験が始まる
郊外型のベーカリーカフェでは、店内の什器や内装を考える前に、確認しなければならないことがあります。 それは、この店が一日に何組の来店によって成立し、その来店を受け止めるために何台分の駐車場が必要なのかという事業条件です。 郊外立地では、来店の多くが自動車になります。駐車しにくい、空いているか分からない、入口までの動線… -



8坪・10席。ジャズと炭火で客単価をつくる焼き鳥店
約8坪の小さな焼き鳥店 席はカウンター10席だけ。店内にはジャズが流れ、薄暗い客席の正面で、炭火を扱う料理人の姿が浮かび上がります。 焼き鳥店は、串の本数だけでは客単価を上げにくい業態です。 最初のドリンクを注文し、焼き鳥を追加し、もう一杯飲み、最後に一品や締めを頼んでもらう。その流れが生まれなければ、限られた10席で十分… -



通りから見える2階の窓が、レストランのファサードになる
駅から徒歩5分。飲食店や美容室が並ぶ通りに面した、商業ビルの2階。 道路側には窓が連続しているものの、店舗入口は建物脇の階段から入り、通りからは見つけにくい位置にあります。 この場所に、季節の食材と手打ちパスタを中心にしたレストランを計画します。 ランチは2,500〜3,500円、ディナーは7,000〜10,000円程度。高級店のように緊張… -



26坪、24席サラダを主役に、店内飲食とテイクアウトが循環する店の設計事例
滋賀県郊外で、ランチ、喫茶、持ち帰り惣菜を組み合わせた新規店舗を考えました。 この計画で最初に考えたのは、カフェらしい店内にすることでも、惣菜を多く並べることでもありません。 ランチ、喫茶、テイクアウトという異なる利用目的を、どうすれば一つの店として成立させられるか。 そして、限られた席数とスタッフ数のなかで、昼食だけ… -



昼に訪れ、夜にもう一度来たくなるレストラン設計事例
郊外の幹線道路沿いにある、以前はファミリーレストランとして使われていた平屋の建物。 周囲には、焼肉店、回転寿司、カフェ、チェーンレストランが並び、駐車場も十分に確保されています。料理は、炭火料理と地元食材を中心にした洋食。高級レストランではありませんが、普段の外食より少し特別な時間を提供したい。 昼の客単価は1,500円か… -



おまかせコースと日本酒を、ゆっくり楽しめる寿司屋をつくる
約12坪の小さな寿司屋 営業の中心は夜。料理はおまかせコースを基本とし、寿司だけでなく、焼き物や季節の一品、日本酒との組み合わせまで楽しんでもらう店です。 目指したのは、短時間で多くのお客様を回転させる店ではありません。 店主が一人ひとりのお客様と向き合い、その日の魚や料理、日本酒について会話を交わしながら、ゆっくりと時… -



千本格子の奥に、料理人の手元が見える和食店
約18坪の和食店です。 昼は焼き魚や煮物、だし巻きなどを組み合わせた定食を提供し、夜は炭火料理や小皿料理を日本酒とともに楽しむ。 居酒屋のような賑やかさではなく、普段使いできる親しみやすさを持ちながら、料理や器、空間には少し品を感じられる店にしたいという提案事例です。 物件は間口約5m、奥行き約13mの細長い形状です。 今回… -



狭い間口の奥に、ワインと炭火料理の時間をつくる
駅から徒歩3分。間口は約4m、奥へ長く伸びる18坪のテナント。 この場所に、ワインと炭火料理を中心とした飲食店を計画するとします。 周辺には居酒屋やバルが並び、夜になると人通りも増える。一方で、価格の安さや席数の多さでは競争しにくい立地です。 だからこそ必要なのは、狭い間口を弱点として処理することではありません。 通りから見… -



9坪・11席。ワインと前菜から始まる夜のパスタ店デザイン提案事例
今回考えたのは、約9坪の小さなパスタ店です。 営業の中心は夜。仕事帰りに二人で立ち寄り、ワインを飲みながら前菜を食べ、最後にパスタを楽しむ店を想定しました。 主役はパスタですが、パスタ一皿だけで会計が終わる店にはしたくありません。 前菜を一皿頼み、ワインを飲み、もう一杯追加してからパスタを注文する。限られた席数の中で売… -



自分で焼く時間と、店主に委ねる一皿。16坪のカウンター焼肉店
約16坪の焼肉店 主な来店客は、仕事帰りの同僚や夫婦、30〜50代の2人客です。 食べ放題や宴会を中心にするのではなく、質の良い肉と酒を、落ち着いた空間で楽しんでもらう。 客単価は、1人5,000円から7,000円程度を想定しています。 肉の仕入れ価格が上がり続ける中で、安さを入口にしてしまうと、後から価格を維持することが難しくなります… -



11坪の蕎麦と小皿料理店|夜の客単価と指名来店を支える店舗デザイン
蕎麦店店舗デザイン 11坪という限られた面積で、どのような店を目指すのか 今回提案したのは、11坪ほどの細長い物件に計画する、蕎麦と小皿料理の店です。 客席は長いカウンターを中心に構成し、右側にはオープン厨房、左側には墨色の塗り壁を配置しています。昼に蕎麦を食べる店としてだけではなく、夜は小皿料理と日本酒を楽しみ、最後に蕎… -



郊外の洋食店を、女性客と夫婦がわざわざ訪れる店へリノベーション
滋賀県郊外で、長年営業してきた洋食レストランの改装の提案事例です。 現在も地域で一定の認知があり、週末にはファミリー客が訪れています。一方で、平日の夜は来店が少なく、食材費や人件費が上がるなか、現在の客単価と店舗の印象を維持し続けることには限界があります。 今回、最初に考えたのは内装の雰囲気ではありません。 この店が、…