集中と会話が両立するオフィスデザイン|音環境まで考えたワークスペースリノベーション

集中と会話が両立するオフィスデザイン|音環境まで考えたワークスペースリノベーション

オフィスは、ただデスクを並べる場所ではありません。

集中して作業する時間。
隣の人に少し相談する時間。
Web会議で話す時間。
資料を広げて考える時間。
椅子を引く音、キーボードを打つ音、電話の声、足音が重なる時間。

働く場所には、必ず音があります。

このオフィスでは、木のデスク、ラフな床、露出した配管、ライティングレール、白い壁面収納が組み合わさり、開放感のあるワークスペースがつくられています。

ただし、開放的なオフィスほど、音の問題も起こりやすくなります。

会話が響く。
Web会議の声が重なる。
集中したいのに周囲の音が気になる。
静かすぎて、ちょっとした物音が目立つ。

オフィスデザインで大切なのは、見た目をかっこよくすることだけではありません。

働く人が集中できること。
必要な会話がしやすいこと。
音がぶつかりすぎないこと。
人の気配はありながら、落ち着いて作業できること。

音環境まで含めて考えることで、オフィスは働きやすい場所になります。

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オフィスデザインは、見た目だけでなく音環境から考える

オフィスリノベーションでは、内装の印象がまず目に入ります。

木のデスク。
コンクリート調の床。
露出配管。
スポットライト。
白い壁。
ラフで自由度のあるワークスペース。

こうしたデザインは、働く場所に個性をつくります。

けれど、オフィスは写真で見るための空間ではありません。
毎日人が集まり、作業し、話し、考える場所です。

だからこそ、音環境がとても重要になります。

キーボードを打つ音。
マウスのクリック音。
椅子を動かす音。
資料を置く音。
スタッフ同士の会話。
Web会議の声。
空調や設備の音。

これらの音がうまく馴染んでいれば、オフィスは働きやすくなります。
反対に、音が響きすぎたり、声が混ざりすぎたりすると、集中しにくい空間になります。

オフィスデザインは、見た目と音環境を分けて考えないことが大切です。

集中できるワークスペースリノベーション

働く場所には、集中できる時間が必要です。

パソコンに向かう。
資料を読む。
文章を書く。
図面を見る。
考えをまとめる。
細かい作業に入る。

そのとき、周囲の声や物音が気になりすぎると、作業の質は落ちてしまいます。

オープンなワークスペースは、コミュニケーションが取りやすい反面、音の距離が近くなりやすい空間です。

隣の会話が聞こえる。
電話の声が入ってくる。
Web会議の声が重なる。
足音や椅子の音が響く。

こうした音をすべて消す必要はありません。

大切なのは、集中を邪魔しにくい音の状態にすることです。

人の気配はある。
でも、声が近すぎない。
作業音はある。
でも、響きすぎない。
静かすぎない。
でも、落ち着いて考えられる。

このバランスが、ワークスペースリノベーションでは重要です。

会話しやすいオフィスと、声が響きすぎないオフィスは違う

オフィスには会話も必要です。

隣の人に確認する。
チームで相談する。
来客と話す。
ちょっとした雑談からアイデアが生まれる。

会話がしにくいオフィスは、働きにくい場所になります。

ただし、会話がしやすいことと、声が響きやすいことは違います。

声が遠くまで届きすぎると、集中している人の邪魔になります。
Web会議の声が重なると、聞き取りにくくなります。
話している本人も、周囲を気にして話しづらくなります。

オフィスデザインでは、会話を止めるのではなく、声の届き方を考える必要があります。

どこで話すか。
どこで集中するか。
どこでWeb会議をするか。
席と席の距離をどう取るか。
収納や壁面をどう使って音を受けるか。

音の距離感を考えることで、会話と集中は両立しやすくなります。

オープンオフィスで音がぶつからないレイアウト設計

写真のような開放的なオフィスでは、レイアウトが音環境に大きく関わります。

デスクをどう並べるか。
通路をどこに取るか。
モニターや機材をどこに置くか。
収納をどこに配置するか。
打ち合わせスペースをどこに設けるか。

これらは、働きやすさだけでなく、音の流れにも影響します。

人の通る場所が近すぎると、足音や気配が気になります。
Web会議をする席が固まっていると、声が重なります。
壁際に向かって話す配置では、声の反射が強くなることもあります。

オープンオフィスでは、広く見せるだけでは不十分です。

どこに音が集まるか。
どこで声が重なるか。
どの程度なら集中できるか。
どこなら短い相談がしやすいか。

レイアウトの段階で音を読むことで、働きやすいオフィスに近づきます。

Web会議の声まで考えるオフィスリノベーション

今のオフィスでは、Web会議の音が大きな課題になります。

会議室に入らず、自席でオンラインミーティングをする。
複数人が同時に話す。
スピーカーやイヤホンから音が漏れる。
話す声が周囲に届く。
相手の声を聞くために、自分の声も大きくなる。

こうしたことが重なると、オフィス全体が落ち着きにくくなります。

Web会議が多いオフィスでは、デスク配置だけでなく、話す場所を考える必要があります。

短時間のオンライン会議をどこで行うか。
集中作業の席と会話の席をどう分けるか。
吸音しやすい素材や家具をどこに入れるか。
スピーカーやマイクを使う場合、音がどこへ向かうか。

音響設備を入れれば解決する、という話ではありません。

空間の使い方と、音の出る場所を合わせて考えることが大切です。

木のデスクとラフな内装がつくる、働く場所の空気感

このオフィスでは、木のデスクが空間の印象をやわらげています。

露出配管やコンクリート調の床は、ラフで自由な印象をつくります。
そこに木の天板が入ることで、働く場所にあたたかさが加わります。

オフィスは、無機質になりすぎると疲れやすくなります。
反対に、住宅のようにやわらかくしすぎると、仕事の緊張感が弱くなることもあります。

大切なのは、働くための集中感と、長く過ごせる居心地のバランスです。

木の素材は、見た目だけでなく、音の印象にも関わります。

硬い床や壁だけの空間では、椅子を引く音や会話が硬く響きやすくなります。
木や家具、収納、布製の椅子などが入ることで、音の当たり方がやわらぐことがあります。

素材は、空間の見た目だけでなく、働いているときの音の感じ方にも影響します。

照明と音環境が、オフィスの集中感をつくる

照明は、オフィスの雰囲気を大きく変えます。

明るく作業しやすいこと。
画面に反射しにくいこと。
席によって暗すぎないこと。
必要な場所に光が届くこと。

この写真では、ライティングレールとペンダント照明が組み合わさり、ワークスペースにリズムをつくっています。

照明と音は別のものに見えますが、働く感覚の中ではつながっています。

明るすぎて落ち着かない場所では、音も気になりやすくなります。
暗すぎる場所では、声や動きが重く感じられることがあります。
適切な明るさがあると、人の動きや会話も自然に受け止めやすくなります。

オフィスデザインでは、光、音、素材、レイアウトを別々に考えないことが大切です。

どこで集中するか。
どこで話すか。
どこに視線が抜けるか。
どの音が気になりやすいか。

その関係を見ながら、働く場所をつくっていきます。

オフィスの収納計画は、音と働きやすさに関わる

オフィスでは、収納も大切です。

書類。
備品。
ケーブル。
機材。
サンプル。
個人の荷物。
掃除道具。
共有で使うもの。

これらの置き場が決まっていないと、デスクまわりが散らかり、働く環境が落ち着きにくくなります。

写真の右側には、白い壁面収納が見えます。
収納を壁面にまとめることで、作業スペースを広く使いやすくしています。

収納は、音にも関わります。

何もない硬い壁面は、声や物音を反射しやすくなります。
収納や家具が適度に入ることで、音の返り方が変わります。
ただし、収納を置きすぎると、動線が狭くなり、椅子や人の動きが窮屈になります。

オフィスリノベーションでは、収納量だけでなく、配置と音の関係も考えることが大切です。

HAGANEが考える、音環境まで含めたオフィスデザイン

HAGANEは、音響会社でも、防音室屋でも、ただのリフォーム会社でもありません。

音と映像のある暮らし、そして音と映像のある働く場所を、リノベーションで実現する会社です。

オフィスには、働く音があります。

キーボードの音。
椅子を動かす音。
足音。
会話。
Web会議の声。
電話の音。
空調や設備の音。
人がいる気配。
集中するための静けさ。

それらを、オフィスデザインの一部として考える。

with SOUND。

音をすべて消すのではなく、働き方に合う距離感をつくる。
会話はしやすく、集中は邪魔されにくい。
人の気配は残しながら、声や物音がぶつかりすぎない。
音響、映像、照明、レイアウト、収納、素材まで含めて、働きやすいワークスペースを仕立てる。

HAGANEは、見た目のデザインだけではなく、働く時間そのものを心地よくするオフィスリノベーションをご提案します。

オフィスデザイン・ワークスペースリノベーションのご相談

オフィスをリノベーションしたい。
集中できるワークスペースをつくりたい。
会話やWeb会議の音が気になりにくい空間にしたい。
内装デザインだけでなく、音環境まで考えたい。
音響や映像、照明、レイアウトまで含めて働く場所を見直したい。

そのような方は、HAGANEへご相談ください。

デスクを並べるだけではなく、働く人の動き、会話、集中、Web会議、音の距離感まで含めて、オフィスデザインをご提案します。

対応エリアについて

HAGANEは、店舗・施設の空間デザイン、音響設計、照明計画、サイン計画、ブランディング設計に対応しています。

施工を含むプロジェクトは、京都・大阪・滋賀・兵庫を中心にご相談いただけます。
設計・デザイン・ブランディング業務については、全国対応しています。

新規出店、改装、ブランドリニューアル、空間体験の見直しなど、事業の目的に合わせてご相談ください。

この記事を書いた人

goさん / DIVER
建築士・音響デザイナー・オーディオフリーク。
小さな部屋でスピーカーと部屋が本当に鳴る空間をつくるために、DIVERを運営しています。
DIVERでは、防音・音響設計・スピーカーセッティング・低音対策を分けて考えず、部屋全体で「音楽が鳴る条件」を整理します。
このブログでは、6畳のような小さなオーディオルームで起きる低音、反射、吸音、防音、スピーカーサイズの悩みを、goさんの実体験と建築音響の視点から解説しています。
記事を読んでも自分の部屋で何が起きているかわからないときは、リスニングブースでコーヒーを飲みながら、音の話をしましょう。

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