DIVERのデザインは没入体験のために必要な「機能美」

DIVERが大切にしているのは、「没入体験」そのものです。
そして、没入体験のために必要なのは、音の拡散や吸音、視覚的なノイズを排除することです。
そのため、DIVERの空間に意味のない線は一本も存在しません。
私達は本当に必要なもの以外は削ぎ落とし、
没入体験のために必要なものだけを残すようにしています。
F1マシンのボディラインが空気力学の帰結であるように、
私達のデザインは音響工学の帰結です。
例えば、壁の凹凸、天井の素材、照明の角度。
一つ一つが没入体験を生み出すための、根拠を持った設計になっています。
全ては最上の音を届けるために。
そして、物理的に正しい形状を追求した先に現れる、
研ぎ澄まされた「機能美」だけを、私達は届けているのです。
DIVERの空間で使用するのは「木材」と「金属」
DIVERの空間を象徴するのが、この2つの異素材のコントラストです。

Apitong Plywood (アピトン合板)
トラックの荷台や橋梁に使われる、極めて高密度・高剛性な南洋材。その赤褐色の木肌と圧倒的な質量は、中低音を力強く跳ね返し、音に芯を与えます。
Aluminum Punching Metal (アルミパンチング)
冷ややかで工業的な金属。天井に走るそのシルバーのラインは、空間を引き締めると同時に、背後の吸音層へと音を導くフィルターの役割を果たします。

温かみのある木材と、無機質な金属。
この「有機と無機」が、DIVER特有の「インダストリアル・ラグジュアリー」な世界観を構築しています。
壁面に使用するのは、格子状のディフューザー

壁面に配置されるランダムな格子状のディフューザー。 これは単なる模様ではありません。QRD(Quadratic Residue Diffuser)などの整数論に基づき、深さと幅を不規則に変化させた「計算された凹凸」です。
音波はこの壁に衝突した瞬間、時間的・空間的に分散され、部屋中に豊潤な響きとして還元されます。
ライティングによって浮かび上がるその陰影の本質は「音を散らすための装置」です。
音の無駄な反響を防ぎ、本当に求めている音を浮き上がらせるために。
オシャレ、ではなく、あくまで洗練された音のための装置であり、デザインなのです。
聴覚を研ぎ澄ますためのライティング

人間は、情報の80%を視覚から得ています。
だからこそ、音に没入するためには「視覚情報(Visual Noise)」を極限まで削ぎ落とす必要があります。
DIVERが採用するのは、光源が直接目に入らない「完全間接照明」です。
ディフューザーの背後や、床の隙間から漏れ出る光。
それは部屋を明るくするためではなく、「空間の奥行き」を感じさせ、精神を鎮静化させるための存在です。
薄暗く制限された視界だからこそ、あなたの聴覚は極限まで研ぎ澄まされ、今まで聞こえなかった微細な音が聞こえ始めるのです。
DIVERが提供するのは部屋ではなく、
高性能なコックピット

ドアを閉め、重厚なハンドルを回して密閉する。 その瞬間、外界との接続は断たれ、あなただけの時間が流れ始めます。
DIVERが提供しているのは、部屋というよりも「高性能なコックピット」。
例えば、スイッチの手触り、床の質感、革の匂い。
五感すべてに訴えかける質感が、あなたを「日常」から切り離し、「音」の世界へとダイブさせます。
思わず日常を忘れる、大人の隠れ家であってほしい
私達が提供しているのは派手な装飾を施した、ただの防音室ではありません。
全身にぶつかる音圧や、繊細な音を拾い上げる音響空間。
それによって、その場にいるような錯覚を起こすほどの圧倒的な「没入体験」そのものです。
家であっても、思わず日常を忘れてしまえるほどの圧倒的な没入体験を届けたい。
本物の音と映像を届けるために必要なのは、本質的な機能と、それを満たす本物の素材のみ。
だからこそ、 DIVERのデザインは、最上の没入体験に必要な機能美を追求しています。
