自然素材の活かしかた

自然素材の家=安心?|カビ・結露・素材選びの落とし穴と対策をプロが語る

  1. 「自然素材なら安心」は本当?|アレルギーと誤解の話
    1. ▶ なぜ自然素材でもアレルギーが出るの?|自然素材 家 京都での注意点
    2. ▶ 自然素材の定義は決まっていない|自然素材 安心の落とし穴
    3. ▶ 素材と空気の関係が大事|自然素材 家 京都で快適に暮らすには
  2. 自然素材の家=安心?|その思い込みが広がった3つの理由
    1. ▶ 思い込み①「自然素材=体にいい」という感覚
    2. ▶ 思い込み②「自然素材の家=昔ながらの家=間違いない」
    3. ▶ 思い込み③「自然素材と書かれていれば安心」
    4. ▶ 「自然素材の家」を安心にするのは、選び方と設計次第
  3. 自然素材の家で空気がこもる?|湿気・換気・結露の本当の話
    1. ▶ 自然素材の家でもカビや結露は起きる?
    2. ▶ 換気が足りないと起きる5つの現象
    3. ▶ 結露・湿気・においを防ぐために必要なこと
    4. ▶ 京都で自然素材の家を建てるなら“空気の動線設計”が要になる
    5. ▶ “素材が生きるのは、空気が動いているときだけ”
  4. 自然素材の家で後悔しないために|安心できる素材の選び方と見極め方
    1. ▶ 無垢材なら何でも安心?|“赤身材”を選ぶという視点
    2. ▶ 珪藻土の壁は本当に調湿する?|樹脂材(接着材)に要注意
    3. ▶ 塗料・防虫剤は「天然=安全」ではない
    4. ▶ 選ぶときの3つのチェックポイント
  5. 自然素材の家で“安心”を超えていく暮らし|経年変化と呼吸する毎日
    1. ▶ 色が変わる。艶が増す。家が“老ける”のではなく“育つ”
    2. ▶ 子どもが床に寝転んでも、気にならない家
    3. ▶ お手入れは“管理”ではなく、“つきあい方”
    4. ▶ 京都という風土に、自然素材の家はよく似合う
    5. ▶ 「素材と暮らす」──それが自然素材の家の本質
  6. 自然素材の家を選ぶ前に、知っておいてほしいこと|後悔しないための“対話の準備”
    1. ▶ 「自然素材の家」は、設計者との対話から始まる
    2. ▶ 選び方の前に、“問い直してみる”こと
    3. ▶ 気になることがあれば、気軽に話してみませんか?
    4. ▶ 関連記事・次に読みたいコンテンツ
    5. ▶ 素材は“選ぶもの”じゃなく、“つきあうもの”
    6. ださい(しつこい営業メールなどは一切お送りしません)

「自然素材なら安心」は本当?|アレルギーと誤解の話

「自然素材にすれば、アレルギーは出ないですよね?」
「化学物質が心配なので、全部自然な素材でお願いします」

京都で家づくりをしていると、こういった声をよく耳にします。

たしかに、自然素材という言葉には、なんとなく「身体にやさしい」「安全そう」といった印象がありますよね。
でも、僕はいつも「自然素材=100%安心」ではないと、丁寧に伝えるようにしています。

なぜなら、自然素材にも、アレルギーの原因になるものがあるからです。

たとえば──

  • 天然塗料と書いてあるけど、中身は石油由来の成分が混ざっていた
  • 無垢材だと思ったら、実は防腐処理された集成材だった
  • 珪藻土の壁にしたのに、湿気がこもってカビが発生してしまった

こんなケースも、実際にあるんです。

つまり、「自然っぽい見た目」や「ナチュラルな言葉」に安心してしまうのは、ちょっと危ない。
本当に安心できる住まいにするには、「素材名」ではなく「素材とのつきあい方」を考えることが大切なんです。

この章では、「自然素材 アレルギー」「自然素材 家 京都」「自然素材 安心できる選び方」などのロングテールキーワードを元に、よくある誤解や注意点を、小学生にもわかる言葉で解説していきます。

▶ なぜ自然素材でもアレルギーが出るの?|自然素材 家 京都での注意点

自然素材といっても、成分はさまざまです。

たとえば、

  • 杉やヒノキに含まれるヤニ(樹脂)は、肌の弱い人には刺激になることがあります
  • 柑橘系の防虫成分は、天然でもアレルギーを起こす可能性があります
  • 石灰を使った漆喰はアルカリ性が強く、人によっては手荒れの原因にもなります

つまり、自然素材とはいえ「人によっては合わないこともある」んです。
だから、自然素材を選ぶときは「どんな成分が含まれているか?」をきちんと確かめることが必要です。

京都のように湿気が多く、季節の変化がはっきりしている地域では、素材選びと同時に「空気の流れ(通気・換気)」も考えることが欠かせません。

▶ 自然素材の定義は決まっていない|自然素材 安心の落とし穴

「自然素材って、何が自然で何が自然じゃないの?」
この質問、実はとても大事です。

というのも、「自然素材」という言葉には、明確なルールや定義がないからです。
お店やメーカーによって、「自然風」「ナチュラル仕上げ」など、言葉だけが先行していることも多い。

だからこそ、ラベルだけで判断せずに、

  • どこで作られた素材か?
  • どんな処理がされているのか?
  • 実際に使った人の声はどうか?

など、情報を自分で確認することが大切です。

▶ 素材と空気の関係が大事|自然素材 家 京都で快適に暮らすには

たとえば、同じ無垢フローリングを使ったとしても、
家全体の換気がうまくいっていなければ、室内の空気はこもりやすくなります。

逆に、計画的に風が通るように設計されていれば、湿気やホコリがたまらず、素材の本来の良さが活きてきます。

これは「自然素材 家 京都」「自然素材 アレルギー 対策」といった検索キーワードからもわかるように、
素材選びだけではなく、家全体の“空気の流れ”や“暮らし方”とのセットが安心につながるということです。

自然素材の家=安心?|その思い込みが広がった3つの理由

「自然素材の家って、安心ですよね?」
「赤ちゃんやペットにもやさしいって聞きました」

こんなふうに、自然素材の家に“安心・安全”のイメージを持っている方はとても多いです。
とくに京都のように、自然や伝統に囲まれた地域ではなおさら。

でも実は、「自然素材の家=安心」という考え方は、
そのすべてが正しいとは限りません。

この章では、なぜそんなイメージが広まったのか?
背景にある“3つの思い込み”を、わかりやすくひも解いていきます。

▶ 思い込み①「自然素材=体にいい」という感覚

自然という言葉には、どこか「やさしい」「健康的」といった印象があります。

  • 木の香り=癒される
  • 土の壁=空気がきれい
  • 漆喰=除菌効果があるって聞いた

このようなイメージが先に立つと、素材の中身や使い方を深く考えなくても、
「自然素材の家はいいに決まってる」と思い込んでしまうのです。

実際、「自然素材の家 安心」「自然素材の家 健康」といった検索キーワードからも、
そうした期待感の強さが読み取れます。

▶ 思い込み②「自然素材の家=昔ながらの家=間違いない」

京都で自然素材の家づくりをしていると、よくこんな声を聞きます。

「昔の家は全部自然素材でできていた。だから身体にもいいはず」

たしかに、町家や古民家には無垢材や漆喰、土壁などが使われていて、今でも憧れる方は多いです。
でも、当時の住まいが本当に“快適”で“安全”だったかというと、そうとは言い切れません。

  • 隙間風で冬はとても寒かった
  • 結露やカビが発生していた
  • 花粉やホコリが溜まりやすく、体調を崩すことも

つまり、素材だけを見て「良い」と判断するのではなく、
家全体の構造や空気の流れ、設計とのセットで考える必要があるんです。

▶ 思い込み③「自然素材と書かれていれば安心」

「自然塗料」「天然由来」「無垢材使用」──
こうした言葉がついていると、それだけで安心してしまいませんか?

でも実際には、

  • 自然塗料でも石油成分が入っている場合がある
  • 無垢材でも、防腐処理や接着剤で人工的に加工されていることがある
  • 珪藻土の壁でも、実はビニールクロスの上に塗っただけのケースも

このように、“自然素材の家”という言葉に頼りきってしまうと、
中身を見ずに判断してしまい、かえって健康を損ねることすらあるのです。

検索でも、「自然素材の家 アレルギー」「自然素材の家 後悔」といったネガティブなクエリが存在するのも事実です。

▶ 「自然素材の家」を安心にするのは、選び方と設計次第

ここまで読んで、
「じゃあ自然素材の家って、やめた方がいいの?」と感じたかもしれません。

でも、そうではありません。

大事なのは、「自然素材=いいもの」と決めつけるのではなく、
**どう使うか?どんな設計と組み合わせるか?**を一緒に考えること。

京都の気候や暮らし方に合った選び方をすれば、
自然素材の家はとても心地よく、健康的で、長く愛せる住まいになります。

自然素材の家で空気がこもる?|湿気・換気・結露の本当の話

「自然素材の家にしたのに、なぜか空気がこもってる気がする…」
「珪藻土の壁にしたのに、カビが出てきた」
「無垢の床がじめっとする。なんで?」

そんなご相談を、実際によく受けます。

自然素材の家は、本来とても快適で、空気がやさしい家になるはずなんです。
でも、それを活かすには「素材そのもの」だけでなく──

湿気、換気、空気の入れ替え、結露対策

こうした**“空気の流れのしくみ”をどう設計するか**が、実は決定的に大切なんです。

▶ 自然素材の家でもカビや結露は起きる?

京都のように湿気が多い地域では、こんな声がよく上がります:

  • 「自然素材の家 湿気 こもる」
  • 「自然素材の家 カビ 臭い」
  • 「自然素材の家 結露 どうすれば?」

たとえば、調湿性能があるといわれる珪藻土の壁。
確かに湿気を吸う機能はありますが、「空気が動かない」家では湿気が滞り、かえってカビの原因にもなります。

また、無垢材の床も空気がよどむとベタつきや反りが出やすくなります。

つまり、“自然素材だから大丈夫”ではなく、“空気が動く家かどうか”がポイントなんです。

▶ 換気が足りないと起きる5つの現象

自然素材の家で、換気や通気が足りないとどうなるか──

  • 結露が起きやすくなる(窓や壁に水滴)
  • 室内に湿気がたまり、空気が重い
  • においが残りやすくなる(料理・生活臭)
  • カビの発生リスクが高まる
  • 素材が傷みやすくなる(床がベタつく・壁が変色)

こうした現象は「自然素材の家 換気 必要か」「自然素材の家 湿気対策」といったクエリに直結しています。

▶ 結露・湿気・においを防ぐために必要なこと

では、どうすれば自然素材の家でも空気がこもらず、快適に保てるのか?

  • 【窓の配置】風の通り道をつくる(対角線に窓)
  • 【24時間換気】機械換気で強制的に空気を入れ替える
  • 【床下換気】基礎や床の下に通気層をつくる
  • 【通気層】壁の中に湿気が逃げるルートを設ける

これらをバランスよく取り入れることで、空気の流れが整い、自然素材が“呼吸できる家”になるんです。

▶ 京都で自然素材の家を建てるなら“空気の動線設計”が要になる

京都は盆地ゆえに湿気がこもりやすく、夏は蒸し暑く、冬は冷え込みます。

たとえば──

  • 南北の風を通す間取りにする
  • 外周部に通気層を設ける
  • 窓からの吸排気を計算して設計する
  • 湿気がたまりやすいトイレや洗面所の換気を強化する

このように、地域の気候と建物の設計をつなぐ“空気の動線”づくりが、自然素材の性能を引き出すカギです。

▶ “素材が生きるのは、空気が動いているときだけ”

どんなに良い自然素材でも、空気がこもっていたら本来の性能を発揮できません。
素材は置くだけじゃだめなんです。流れの中でこそ、呼吸しはじめる。

自然素材の家を快適にするためには、
「空気の流れ=見えないインフラ」をしっかりデザインすること。

次の章では、実際にどんな自然素材を選べば安心につながるのか──
「素材の中身」と「見極めるポイント」をお話ししていきます。

自然素材の家で後悔しないために|安心できる素材の選び方と見極め方

「自然素材の家って、実際どんな素材を選べば安心なんだろう?」
「安全って書いてあるけど、ほんとに大丈夫?」

自然素材の家に興味を持った方が、いちばん悩みやすいのが“素材選び”です。
床材、壁材、塗料、接着剤…選択肢が多すぎて、正直よくわからなくなる。

特に「自然素材の家 おすすめ素材」や「自然素材の家 アレルギー対策」といった検索が多いことからも、
「素材名で選ぶ」より「素材の使い方と組み合わせ」で選ぶべきという視点が重要になってきます。

▶ 無垢材なら何でも安心?|“赤身材”を選ぶという視点

「床は無垢材がいいです」──そう言われることは多いです。
でも、ひと口に無垢材といっても、種類も質もまちまち。

特に注意したいのが「白太(しらた)」と「赤身(あかみ)」の違い。

  • 白太:木の外側で水を吸いやすく、虫やカビに弱い
  • 赤身:木の中心に近く、油分が多く耐久性が高い

たとえば杉材なら、樹齢100年以上の赤身部分を使えば、
耐久性・調湿性・防虫性がそなわり、「呼吸する床材」として非常に優秀です。

「自然素材の家 杉 赤身」「自然素材の家 床材 比較」などのクエリが示すように、
素材の名前ではなく、素材の“部位”と“質”まで踏み込んで見ることが、後悔を防ぐ第一歩です。

▶ 珪藻土の壁は本当に調湿する?|樹脂材(接着材)に要注意

珪藻土は「自然素材の壁材」として人気がありますが、
実は製品によって効果はバラバラです。

なぜなら──
見た目は珪藻土でも、接着剤がビニール樹脂で“呼吸できない壁”になっているケースが多いから。

  • 調湿効果を発揮するには、天然のバインダー(にがり、でんぷんなど)を使っているかがポイント
  • 「珪藻土配合率○%」と書かれていても、残りが何で構成されているか要確認

「自然素材の家 珪藻土 効果ない」「自然素材の家 壁材 選び方」などのクエリに対し、
成分表示の確認と、吸放湿の仕組みの理解が信頼につながります。

▶ 塗料・防虫剤は「天然=安全」ではない

自然塗料や天然防虫剤にも注意が必要です。

  • 柑橘系の精油はアレルギー反応を引き起こすことがある
  • 蜜蝋ワックスや植物オイルでも、成分によっては揮発性が高い
  • 塗膜を作るタイプだと、せっかくの無垢材が“呼吸できない”状態に

「自然素材の家 塗料 安全」「自然素材の家 防虫剤 アレルギー」などのロングテールクエリに対しては、
素材そのものではなく“使い方と空気の流れとの相性”が大事だと伝えることが本質的です。

▶ 選ぶときの3つのチェックポイント

最後に、僕がいつもお施主さんにお伝えしている、素材を選ぶときの「見極めの軸」を紹介します:

  1. 産地・成分が明記されているか?
     →「自然素材」と書いてあっても詳細が不明なものはNG
  2. 実物に触れてみたときに“におい”や“手ざわり”に違和感がないか?
     →五感の反応は、実はけっこう正確です
  3. 空気が流れる設計とセットで使えるか?
     →素材単体ではなく、家全体のしくみで考える

この3つを軸にすることで、「自然素材の家 安心できる素材」「自然素材の家 後悔しない方法」といった不安をクリアにしながら、
長く安心して暮らせる家づくりにつなげることができます。

自然素材の家で“安心”を超えていく暮らし|経年変化と呼吸する毎日

「安心して住める家にしたい」
それは、とてもまっとうな願いです。

でも僕は、自然素材の家には“安心”を超えた価値があると思っています。

それは、時とともに深まっていく暮らし。
毎日を過ごす中で、素材が変化し、家が育っていく感覚。

家族の記憶や時間が、家の中にゆっくりと刻まれていく。
そんな“呼吸する暮らし”が、自然素材の家にはあるんです。

▶ 色が変わる。艶が増す。家が“老ける”のではなく“育つ”

自然素材の家に住むと、少しずつ素材が変化していくのがわかります。

  • 床の杉板にほんのり艶が出てくる
  • 壁の漆喰が落ち着いた色に変わっていく
  • 木の節や年輪が、より美しく浮き出てくる

これを“経年変化”といいますが、僕は「経年美化」と呼びたい。

よく「自然素材の家 経年変化 汚い?」という検索がありますが、
それは“素材を正しく選び、空気が整っている家”では起きません。

むしろ、暮らすほどに味わいが増すのが、自然素材の真骨頂です。

▶ 子どもが床に寝転んでも、気にならない家

自然素材の家に住んでいるご家族から、こんな声をいただきました。

「小さい子が裸足で走り回ったり、床にゴロンと寝転んでも、全然気にならないんです」

それは、床材が化学物質を含まず、自然の調湿をしてくれるから。
そして、空気がきちんと動く設計で、においや湿気がこもらないから。

このように「自然素材の家 子ども 安心」「自然素材の家 空気 きれい」といった検索ニーズがあるように、
家族が自然体でいられる暮らし=安心できる環境なんです。

▶ お手入れは“管理”ではなく、“つきあい方”

自然素材の家は、手がかかると思われがちです。
でもそれは、「完璧なまま維持しよう」とするとしんどくなるだけの話。

  • 小さな傷も、時間とともに味になる
  • ワックスがけも、年に1回の“家との対話”になる
  • 色の変化も、家族の時間の記録になる

「自然素材の家 メンテナンス 大変そう」と検索していた方も、
“管理する”から“寄り添う”へ意識を変えた瞬間、気持ちがラクになるはずです。

▶ 京都という風土に、自然素材の家はよく似合う

最後にもう一つ。

京都の町並みを歩くと、自然素材の建物がたくさんあります。
150年前の町家も、土壁と杉の外壁でいまだ現役。

それは、素材が風土と対話して生きてきた証拠なんです。

自然素材の家は、流行ではなく、風景の一部になる家。
京都の湿気や寒さを読み解きながら設計すれば、
100年後も“そこにあってほしい”と思える家になります。

▶ 「素材と暮らす」──それが自然素材の家の本質

自然素材の家は、完成して終わりではありません。
素材と暮らし、風土と家族が、ゆっくり交わっていくプロセスです。

・空気が澄んでいる
・床がやさしい
・時間が流れている

そんな家に暮らすことが、安心のその先、
“豊かさ”につながっていくのだと、僕は信じています。

自然素材の家を選ぶ前に、知っておいてほしいこと|後悔しないための“対話の準備”

ここまで読んでくださったあなたは、きっと
「自然素材の家にしたいけど、どう選べばいいのか不安」
そんな気持ちを抱いているかもしれません。

素材を変えることは、暮らしの空気を変えること。
でもそれは、“素材の名前”だけでは実現できません。

安心できる自然素材の家をつくるには、
素材と空気と暮らしの関係を、ちゃんと設計してくれるパートナーが必要です。

▶ 「自然素材の家」は、設計者との対話から始まる

自然素材を扱うとき、僕たちがいちばん大切にしているのは、
“このご家族にとっての安心とは何か?”を一緒に考えることです。

  • アレルギーがあるお子さんがいるご家庭
  • ペットと一緒に暮らしたい方
  • 化学物質に敏感なご家族
  • 将来的なメンテナンスに不安がある方

それぞれに「安心の形」は違います。

「自然素材の家 工務店 京都」「自然素材の家 選び方 不安」などの検索が多い背景には、
“素材ではなく、考え方のすり合わせがしたい”という本音があると感じています。

▶ 選び方の前に、“問い直してみる”こと

もし、今のあなたが

  • 自然素材の家に興味があるけど、なんとなく不安
  • どこまで本物なのか、見極めがつかない
  • とりあえず自然素材が良さそうだと思っている

──そんな状態なら、「素材を決める前に、考えてみてほしいこと」があります。

✔ 本当に気になるのは何ですか?
 (におい?湿気?アレルゲン?手触り?)

✔ どんな暮らしをしたいですか?
 (子どもが走る?掃除がラク?素材と年を重ねたい?)

✔ どこまで“自然”であることにこだわりますか?
 (100%自然?一部だけ?補助的に使う?)

この問いがクリアになるだけで、
素材選びも、設計の方向性も、ぶれなくなります。

▶ 気になることがあれば、気軽に話してみませんか?

キノスミカでは、無垢材・漆喰・珪藻土などの自然素材を扱いながらも、
“素材ありき”ではなく、“暮らしありき”のご提案を大切にしています。

僕たちは、京都という湿気と寒暖差のある風土のなかで、
「自然素材の家=空気とつきあえる家」という考え方を、ずっと実践してきました。

もし、

  • 素材の選び方に迷っている
  • 自然素材の家に興味があるけれど、まだ漠然としている
  • アレルギーや健康面で心配なことがある

そんな方がいたら、どうぞ気軽にご相談ください。
無理に勧めることはしません。まずは、今のお気持ちをお聞かせください。


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▶ 素材は“選ぶもの”じゃなく、“つきあうもの”

自然素材の家とは、「自然=安心」という幻想を超えて、
素材と、空気と、家族と、丁寧に向き合う暮らしのことだと、僕は思います。

だからこそ、最初に決めるべきは「どの素材を使うか」ではなく、
**「どんな暮らしをしたいか」**です。

その一歩を、ぜひ一緒に考えていきましょう。

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