中古住宅を買う時、一番不安なのは「見えないリスク」
空き家や古家の購入で後悔する人が多い理由
中古住宅は、見た目がきれいでも内部に欠陥がある場合があります。
実際に多いのが、床下のシロアリ被害、屋根裏の雨漏り、基礎のひび割れ、構造材の腐食、断熱不足といった“見えない劣化”です。
これらは内覧だけではまず分かりません。
リフォーム済みの物件でも、「見た目だけ整えてある」ケースは多く、住んでから不具合が出て初めて気づくという人も少なくありません。
床下や屋根裏に潜む見えない欠陥とは
現場でよくあるのが、床下に潜ると土台がシロアリに食われていたり、
屋根裏をのぞくと雨漏りの跡が広がっているといったケースです。
表面がきれいでも、構造や断熱に手が入っていないことは珍しくありません。
築年数の古い家では、耐震性の不足や断熱材の欠損も見落とされがちです。
「見えないリスク」を軽視すると修繕費が膨らむ
シロアリ駆除、構造補強、断熱改修などを後から実施すると、費用は数百万円単位になることもあります。
しかも住みながらの工事はストレスも大きく、二度手間・三度手間になる可能性もあります。
こうした出費や後悔を防ぐには、購入前にまとめて調査・診断しておくことが重要です。
だからこそ「ワンストップ」で診る必要がある
調査、耐震診断、断熱改修の計画、資金シミュレーション。
これらをバラバラに進めると、手間も費用もかさみます。
僕は、こうした失敗を防ぐために
ワンストップインスペクションという形で一度の現地調査で全部まとめて診る方法を実践しています。
なぜ中古物件を買うときにインスペクション(瑕疵診断)や耐震診断をしないのか
見た目がきれいだと「問題ない」と信じてしまう
中古住宅を探すとき、最初に見えるのは外観や内装の仕上がりです。
リフォーム済み、クロス張り替え済み、外壁も塗り直してある。
この「きれいさ」が、調査を面倒だと思わせる一番の原因です。
「これだけきれいなら、わざわざ調べなくてもいいだろう」
ほとんどの人が無意識にこう思ってしまいます。
不動産会社の「大丈夫です」に安心してしまう
現場でよく聞く言葉です。
「担当の人に『この物件はリフォームしてあるから安心ですよ』と言われたので、調査はしませんでした。」
でも不動産会社は瑕疵診断や耐震診断の専門家ではありません。
売りたい気持ちが前に出ることもあります。
なのに多くの人が「プロが言うなら大丈夫だろう」と信じてしまうのが現実です。
インスペクションも耐震診断も「オプション」だと思っている
実は、インスペクション(瑕疵診断)は法律で義務化されていません。
耐震診断も同じです。
だから、多くの人が「やらなくてもいいもの」「やったらお金がかかるだけのもの」と思ってしまいます。
でも現場を知っている立場から言えば、
これほど費用対効果の高い投資は他にありません。
手続きが多すぎて面倒になる
物件探し、ローン審査、内覧…
やることが山ほどあって、調査や診断を手配する余裕がなくなります。
「面倒だから後回し」
「もし何かあっても、買ってから考えよう」
こうした心理が、見えない欠陥を後で自分で背負う結果になります。
費用を惜しんで結果的に損をする
インスペクションと耐震診断を合わせても数万円〜10万円程度です。
しかし、床下のシロアリ被害を見落とすと駆除と補強で100万円以上。
耐震補強を後からやると、住みながらの工事でストレスも費用も倍増します。
数万円を惜しんで数百万を失うのが、中古住宅購入の典型的な落とし穴です。
「知ってさえいれば避けられた」は一番の後悔
中古住宅の失敗談で一番多いのが
「買う前に調べておけばよかった」という声です。
インスペクション(瑕疵診断)や耐震診断を面倒だと思わず、
「これをやるだけで大失敗を防げる」と知っているだけで選択は変わります。
次の章では、これらを一度で全部まとめて解決する
キノスミカ流ワンストップインスペクションの仕組みをお伝えします。
キノスミカ流ワンストップインスペクションの全体像
一度の調査で「欠陥・耐震・断熱」をまとめて把握する
一般的なインスペクション(瑕疵診断)は、
床下のシロアリ被害や雨漏りの有無などの現状確認で終わることが多いです。
耐震診断はまた別で、断熱の状態はそもそも対象外。
でも、家を守るのに必要なのは、現状の欠陥+構造の強さ+快適性の全体把握です。
キノスミカ流のワンストップインスペクションでは、
床下・基礎・柱・屋根裏・壁面までを一度で全部調べることで、
バラバラに頼むよりも正確でムダがない診断ができます。
床下で確認するポイント
僕が必ず見るのが床下です。
- シロアリ被害の痕跡
- 湿気の多さ(シロアリが好む環境)
- 土台や束柱の腐食や割れ
- 基礎のヒビ・亀裂
- 1階床の水平と剛床の状態
これらはインスペクションと耐震診断のどちらでも重要な重複ポイントです。
別々に見るより、一度で見た方が漏れがありません。
屋根裏で確認するポイント
屋根裏では、雨漏り跡やカビの有無を目視だけでなく、
必要に応じて湿度計や赤外線カメラで確認します。
また、断熱材が正しく入っているか、ズレていないかも必ずチェックします。
小屋組の梁がたわんでいないか、金物が外れていないかなど、耐震性にも直結する部分です。
壁面・基礎・外周で確認するポイント
壁面では、モルタルやサイディングのクラック、補修跡の再発などを細かく見ます。
基礎は小さなヘアークラックから大きな構造クラックまで、幅や深さを測って構造の安全性を評価します。
外周の排水や水はけも大切です。
地盤が湿気を含んでいると、シロアリだけでなく基礎の沈下にもつながります。
「断熱計画」まで想定するのがゴウ流の強み
多くの調査会社は断熱のことまで考えません。
でも僕のやり方では、床下・屋根裏の点検中に、
「ここに断熱を追加するならどうするか」まで頭の中で組み立てています。
だから、後から断熱リフォームを考えたときに「もう一度解体する無駄」がないのです。
ワンストップだからこそできる無駄のない診断
インスペクション、耐震診断、断熱計画を別々に依頼すると、
手間も時間も二重三重にかかります。
キノスミカ流はこれを一回の現場調査で完結させるので、
✔︎ 時間のロスなし
✔︎ 情報が一元化
✔︎ 結果をすぐ工事プランに反映できる
これが、他にはないワンストップインスペクションの本質です。
次の章では、この結果をどう活かして、修繕・補強・資金計画まで無駄なく進めるかを紹介します。
購入前のインスペクション(中古住宅の調査)は重要です。
僕たちは見積もりについてもしっかりとお客様自身が把握できるようになることも、同じくらい重要だと考えています。あなたに読んで欲しい記事NO1
ワンストップインスペクション後の進め方
調査で終わらないのがキノスミカ流の鉄則
一般的なインスペクション(瑕疵診断)は、「調べて終わり」で終わることがほとんどです。
結果をもらっても、「さて、どうするか?」で結局迷ってしまい、時間だけが過ぎる人が多いです。
キノスミカ流ワンストップインスペクションは違います。
診断結果をその場で「やるべきこと」と「やらなくていいこと」に分け、修繕計画と資金計画まで同時に作るのが鉄則です。
まずは「直すべき場所」と「今はやらなくていい場所」を仕分ける
診断結果を見て、
- 今すぐ手を入れるべき構造の弱点
- 数年後に備えておけば十分な場所
- 無理に直さなくていい場所
をはっきり分けます。
全部まとめて工事しなくてもいい。必要なところだけ最適化する。
これが無駄な出費を防ぐポイントです。
耐震補強と断熱改修をまとめて考える
ゴウ流では、耐震と断熱は別々ではありません。
耐震補強のために壁を壊すなら、同じ場所に断熱材を入れてしまえば一石二鳥です。
これを別業者でバラバラに頼むと、
「耐震補強したのに、後から断熱でまた解体」という無駄が発生します。
調査の時点で両方を同時に想定しておくから、後戻りがなく工期も費用も最小化できるのです。
資金計画まで一緒に立てる
どんなにいい修繕プランでも、家計に無理があれば失敗です。
僕は必ず、
- 自己資金でどこまでやるか
- ローンを活用するならどこで使うか
- 将来の支払いに無理がないか
を一緒に整理して、工事内容とお金の動きを一体で考えます。
追加調査や再見積もりの無駄がない
キノスミカ流は、最初の現地調査で
欠陥・耐震・断熱の状態を全部まとめて把握するから、
後から「追加で調べる必要があります」と言われることがありません。
その場で修繕案と概算費用を出せるので、
何度も調査会社を呼んだり、複数業者に見積もりを取る手間がゼロです。
必要がないと判断したら「やらない」という選択肢を提案する
ここがゴウ流の一番の安心ポイントです。
もし診断の結果、問題がなければ「何もしなくていい」とはっきり言います。
無駄な補強や工事を売ることが目的ではありません。
あくまでも、必要なことを必要な分だけ提案するだけです。
キノスミカ流だからできる「調査から暮らしの整備まで一気通貫」
✅ 現状を把握
✅ 直すべき優先順位を決める
✅ 耐震と断熱をセットで考える
✅ 家計まで安心の資金計画を作る
✅ 必要がなければ無理に工事しない
これが僕のやり方です。
この記事もリノベーションやリフォームを考えているあなたに読んで欲しい。
見積もりを理解することからはじめませんか?
下の画像をクリックすると記事が読めます。
大手にはない顔が見える家守りの安心感
最初から最後まで窓口が変わらない安心感
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、
調査をする人、プランを立てる人、現場を管理する人が別々です。
途中で担当が変わると、話が食い違ったり、言ったことが伝わらないストレスが必ず出てきます。
キノスミカ流は違います。
最初に話を聞くのも僕、調査するのも僕、プランを作るのも僕、現場を管理するのも僕。
だから話がブレない。
「言った・言わない」で揉めることがない。
小さな会社だからこそできる最大の強みです。
家を守り続ける「顔が見える関係性」
中古住宅は買って終わりではなく、
住んでからが本当のスタートです。
修繕した場所の点検、追加のメンテナンス、
10年後のライフスタイルの変化に合わせたリフォーム。
こうした「家の育て方」をずっと支えられるのが、顔が見える家守りの役割です。
大手には真似できない、「あなたの家を知っている人がずっとそばにいる」という安心感。
これが僕がやりたい家づくりです。
必要なときにすぐ相談できる
「ちょっと床がきしむけど大丈夫かな?」
「子どもが大きくなったから間取りを変えたい」
こうした些細なことも、電話一本で直接僕に相談できます。
大きな会社のように「担当に繋がるまで何日もかかる」なんてことはありません。
決めた人がすぐ動ける。
だからスピード感も安心感も桁違いです。
無駄な提案をしない「一緒に育てる家づくり」
僕の考えはシンプルです。
必要なことだけを必要なタイミングで。
必要がなければ無理に提案しない。
だから、無理に高額なフルリノベーションを勧めることはしません。
むしろ「今回はここだけやっておきましょう。ここは10年後で大丈夫です」と言えるのが、
ゴウ流の家守りです。
家と一緒に、暮らしも育つ安心感
中古住宅は「買った瞬間がゴール」ではなく、
「買った瞬間から始まる家の育て方」が大切です。
一度の診断で終わるのではなく、
将来の暮らし方まで見据えた修繕計画・耐震・断熱・資金計画を整える。
ずっと同じ人が見守るからこそ、家と暮らしが一緒に育っていく。
これが、大手にはない小さな会社の大きな強みです。
次の章では、あなたの家を守るために、
ワンストップインスペクションから始める一歩をお伝えします。
まずはワンストップインスペクションで不安をゼロにする
見えないリスクを残したまま買わない
中古住宅で一番怖いのは、
見えないリスクを見逃したまま購入してしまうことです。
「外観がきれいだから大丈夫」
「不動産会社が言うから安心」
そう思って買った後に、
床下のシロアリ被害や雨漏り、構造の歪みが発覚して
修繕費が数百万円… という相談は後を絶ちません。
一度でいいからプロの目で全部確認する。
それだけで、不安はほぼゼロになります。
一度で全部診るから、後悔がない
ゴウ流ワンストップインスペクションは、
シロアリ、雨漏り、耐震、断熱、修繕計画、資金計画までを
一度の現地調査でまとめて把握するのが特徴です。
別々に業者を呼んだり、追加で診断したりする必要がありません。
時間もお金も無駄にしないから、購入前の大切な判断を最短で済ませられます。
調べて終わりじゃないから価値がある
僕のやり方は、
「調べておしまい」ではなく、
見つかった問題をどう直すか、いくらかかるか、
無理なく進める方法まで一緒に考えるところに価値があります。
診断結果を元に、すぐに補強プランや修繕の優先順位を作り、
必要があれば資金計画まで並走します。
だから、「せっかく調べたのに何をすればいいかわからない」ということがありません。
必要がなければ何もしない選択もできる
プロの目で見て、もし問題がなければ
「今は何もする必要がありません」とはっきりお伝えします。
余計なリフォームや補強を売りつけるのではなく、
本当に必要なことだけを提案するのが僕のポリシーです。
小さな一歩が、10年後の安心を守る
中古住宅を買う人が増えた今、
誰もが「外れ物件だけは掴みたくない」と思っています。
その一歩を確実にするのが、
ゴウ流ワンストップインスペクションです。
大げさなことは必要ありません。
まずは「一度見てほしい」と気軽に声をかけてください。
まずは気軽に相談してください
✔︎ 見えないリスクをゼロにしたい
✔︎ 補強や断熱のことまでまとめて知りたい
✔︎ 修繕費や資金計画を無駄なく整理したい
そんな方のために、僕が一度で全部まとめて確認します。
住宅ローンやリノベーションやリフォームの見積もりについて話してみたい。
京都での改修・リノベーション、狭小住宅の設計についてのご相談もお気軽にどうぞ。

この記事おすすめの方
・見積もりを渡されてもどこをみたらいいのかわからない方
・お金をかけるべき場所、削っていい場所を自分で判断できるようになりたい方
この記事を読むとできるようになること
・見積もりの内訳を理解できる
・どこを削っていいか否かを自分で判断できる
・工務店の見積もりの根拠がわかる
無料、無登録で読める
見積もり読解ガイドのリンクはこちら↓