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建坪9坪の小さい家でも快適に。洗面所の間取りの考え方|滋賀で小さなエコハウス

小さい家の洗面所は「必ず課題になる」

建坪10坪前後、延床で20坪前後の小さい家では、LDKや個室の確保が優先されがち。その結果「洗面所はとにかく狭い」「朝の身支度で家族が渋滞する」といった声を耳にします。
面積が限られているからこそ、洗面所は“圧縮される空間”になりやすいのです。けれど工夫次第で、家事と身支度のストレスを大きく減らせます。

小さい家の洗面所でよくある悩み

面積が取れない

1畳〜1.5畳ほどが多く、収納や脱衣を兼ねるとどうしても窮屈に。

家事と生活が重なる

洗濯機・収納・脱衣・洗面を同じ空間に押し込むため、同時使用で混雑が発生しやすい。

家族の時間が重なるとストレス

朝や入浴前後など利用が集中するタイミングでは、並ぶ・待つといった不便さが露呈します。

GH/10.0・GH/9.0に見る洗面所計画

2階に配置するメリット

GH/10.0、GH/9.0ともに洗面所は2階に。浴室やトイレと並び、バルコニーとも隣接しています。これにより「脱ぐ→洗う→干す→しまう」という家事動線が短縮され、暮らしが効率的になります。

浴室横に洗面を置く合理性

入浴と脱衣・洗濯を一体で完結できるため、狭いながらも無駄のない設計に。小さい家だからこそ、生活動線を重ねてまとめる発想が生きています。

バルコニーとのつながり

GH/9.0では洗面所のすぐ横にバルコニー。洗濯物をそのまま外へ運べ、干す手間が最小限に。面積ではなく配置で家事を助ける好例です。

洗面所を快適にする工夫

壁面収納で“圧迫感ゼロ”

収納棚を壁に埋め込む、ミラーキャビネットに日用品を収めるなど、凹凸を減らすことで狭さを感じにくくなります。

横長カウンターで同時利用

洗面ボウルを2つ並べなくても、幅広カウンターにすれば2人が並んで使え、朝の混雑を緩和できます。

脱衣と洗面をずらす

扉や仕切りでゾーンを分ければ「誰かが入浴中でも洗面は使える」という状態をつくれます。小さい空間だからこそ、この分離が効きます。

グリーンや照明で軽やかに

観葉植物を一鉢置くだけでも湿気の多い空間に潤いが生まれます。間接照明や昼白色のライトを組み合わせれば、鏡まわりが明るく清潔に感じられます。

小さい家の洗面所は「狭さ前提」で整える

大きな家のように「洗面・脱衣・ランドリー・収納を別々に」という発想は小さい家には不向きです。むしろ限られた空間に機能を集約し、動線をまとめることで暮らしは快適になります。
GH/10.0やGH/9.0はまさにその考え方の実例。2階に水回りを集約することで、限られた面積を効率的に使っています。

まとめ

  • 小さい家の洗面所は必ず狭い。だからこそ“配置と工夫”が勝負。
  • GH/10.0・GH/9.0のように2階に水回りを集めると、家事動線がぐっと短くなる。
  • 壁面収納やカウンター型、脱衣と洗面の分離でストレスを軽減できる。

狭いけれど、動線と使い方を整理すればむしろ快適に。小さい家の洗面所は「無駄を削ぎ落とした暮らし」の象徴です。

小さい家で大切なのは家事動線。大きな家と違って、小さな家では家事動線が暮らしやすさのカギを握っています。「小さな家事動線を最適化する間取り計画」もぜひご覧ください。⬇️

「小さい家の洗面所、どう配置すれば暮らしやすい?」
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「小さい家?最高やん。