「中古住宅って、資産価値が落ちていくものでしょ?」
そんな声をよく耳にします。
たしかに、何も手を加えなければ、年数とともに評価が下がっていくのが一般的です。
でも、断熱・気密・空気・素材をしっかり整えたリノベ住宅は、“選ばれる価値”を持ち始めます。
資産価値は“性能”でつくられる時代に
これからの住宅は、「立地がいいから売れる」ではなく、
“どれだけ快適に、長く住めるか”が資産価値を左右する時代です。
実際に、以下のような基準が重視されています:
- 断熱等級(HEAT20のG2・G3など)
- 一次エネルギー消費量(ZEH認定など)
- 換気性能と空気環境
- 劣化対策・耐震性能
これらをリノベーションで整えることで、中古住宅でも“資産価値”が高まるんです。
断熱リノベで評価された事例
滋賀県で築32年の中古戸建を購入されたF様ご家族。
フルリノベにあたって、僕たちは断熱等級をG2相当まで引き上げ、
気密性も可能な限り確保。加えて自然素材と空気の流れも設計しました。
「内覧に来た人が、“これ本当に築30年なんですか?”って驚かれてました」
数年後、転勤の可能性があり売却査定を受けた際、
「断熱性能と自然素材の組み合わせは希少」として高く評価されたそうです。
「見た目のデザイン」だけでは意味がない
リノベーションと聞いて、多くの人が想像するのは“デザイン性のある空間”です。
でも、資産価値を高めるには、それだけでは不十分。
中身(温熱性能・素材・劣化対策)こそが、将来の価値をつくるのです。
だから僕たちは、“空気を整えるリノベ”をベースに、
目に見えないところまで設計します。
将来「売れる家」より「手放したくない家」を
資産価値を語るとき、すぐに「売るときの価格」の話になりがちです。
でも僕は、少し違う考えを持っています。
“長く快適に暮らせる家”は、そもそも手放したくなくなる。
そういう家こそが、価値のある家だと思うんです。
まとめ|性能を上げれば、価値は再生できる
中古住宅は、手を入れなければただ古くなるだけ。
でも、性能・素材・空気を整えることで、「新しい価値」が生まれる。
それは数字に表れる評価だけでなく、
住む人の暮らしそのものの質を上げてくれる力を持っています。
だから僕たちは、中古住宅にこそ価値をつくる設計を、これからも続けていきます。
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