「中古住宅はお金がかかる?」そんな不安に答えます
中古住宅は安いって本当?リノベーション費用も気になる人へ
「中古住宅って安いって聞くけど、
あとからリノベーションすると結局お金がかかるんじゃないの?」
僕はこの質問を何度も聞いてきました。
たしかに、新築に比べて中古住宅は買うときの値段が安いです。
でも「買ったあとにお金がかかるのでは?」と不安になるのも、当然のことです。
特にこんな悩みを聞きます。
- 中古住宅 リノベーション 費用 いくらかかるの?
- 中古住宅 ローン 新築とどう違うの?
- 中古住宅 資金計画の立て方がわからない!
家は人生でいちばん大きな買い物です。
だからこそ、僕は声を大にして伝えたい。
中古住宅は「安いから買う」ではなく、「お金の使い方を自分で決められる」家なんです。
中古住宅は新築よりも自由にお金を使える
新築の家づくりは、土地を買って、家を建てて、
ほとんどの費用が決まっています。
でも中古住宅は違います。
- 土地代を抑えて、暮らしに必要なところにお金を使える
- リノベーションの規模を自分で選べる
- 将来の光熱費を下げる工事にお金をかける
お金の使い方を自分で考えられるのが、
中古住宅のいちばんの強みです。
「中古住宅=お金がかかる」は本当か?
もちろん、中古住宅を買うだけで終わりではありません。
古いおうちは寒かったり、間取りが使いにくかったりします。
でもだからこそ、僕たちはお金をかける場所を絞ります。
・夏も冬も快適にする「断熱」
・電気代を下げる「気密と換気」
・家族がホッとできる「自然素材」
見た目をきれいにするだけじゃなく、
家の“中身”を整えて、結果として毎月の光熱費を下げる。
それが、中古住宅 リノベーションの資金計画のポイントです。
僕たちは「壊れたところを直す」だけじゃなく、「家をもっと気持ちよくすること」にお金を使います
僕は家を直すだけの仕事はしていません。
「家族が深呼吸できる家」に変えることが僕の仕事です。
それは、お金の使い方を変えることでもあります。
だからこそ、僕たちは
古いところを直すだけにお金を使うんじゃなくて、
家族が毎日気持ちよく暮らせるように、
家の中の空気や暑さ寒さを整えることにお金をかけています。
中古住宅は本当に使えないの?壊して建て直す選択肢とお金の話
多くの人が「中古住宅は我慢」と思ってしまう理由
中古住宅というと、
- 古いから使いにくそう
- 断熱性が悪くて寒そう
- 直すより新しくした方が安心
こう思われるのが普通です。
特に築30年、40年の家だと
「もう寿命では?」と思う人も少なくありません。
壊して新築にするという選択肢
「だったら全部壊して新築に建て替えよう」
という考え方もあります。
これはこれで正解です。
新築にすれば間取りもゼロから自由にできるし、
最新の性能で安心して住める。
特に京都市内のように土地が限られているエリアでは、
中古住宅を壊して建て直すのは「住みたい場所に住むための手段」として価値があります。
解体して建て直すメリット・デメリット
▶ メリット
- 間取りを完全に新しくできる
- 最新の耐震・断熱性能にできる
- 気持ち的に“真新しい家”でスタートできる
▶ デメリット
- 解体費用がかかる(30坪で100〜200万円以上)作業条件などによって変動
- 新築工事にゼロからお金がかかる(2,500万円〜3,500万円が一般的)
- 完成まで時間がかかる
- 古い家の味わいや地域の景観が失われることもある
つまり、解体にはお金と時間の両方が必要です。
壊さずに活かす選択肢の魅力
もし家の骨組みが元気なら、
全部壊さずに活かす方法があります。
これなら、
- 解体費用を節約できる
- その分を断熱や自然素材に投資できる
- 古い家特有の趣を残せる
- 京都市内など土地が限られる場所でも、住みたい場所を選べる
中古住宅を探すときも、
「壊す前提」ではなく「活かす前提」で探すと
選択肢は一気に広がります。
京都の中古住宅は住む場所を選べる最大の武器
京都市内では、空き地はほとんど残っていません。
新築を建てたくても、
土地を探すのが一番大変です。
でも、中古住宅なら、
希望のエリアで条件に合う家を見つけて
リノベして整えて暮らすことができます。
だから、壊して新築にするか、
活かしてリノベするか。
どちらが自分たちに合うかを、
お金と場所の両方で考えるのが大事です。
「解体して新築」だけが正解じゃない
中古住宅は、「使えないから我慢して住む家」ではなく、
「住みたい場所を選んで、自分の暮らしに合わせて整えられる素材」。
そのことを知っているだけで、
家づくりの選択肢がぐっと広がります。
中古住宅リノベの賢いお金の使い方
中古住宅 リノベーション 予算配分のコツ|間取りも性能も大事
中古住宅をリノベーションするとき、一番大事なのは「全部を新しくしない」ことです。
古い家にはまだまだ使える部分がたくさんあります。
骨組みがしっかりしていれば、そこは壊さずに活かすだけで何十万円も節約できます。
だから、全部を新品にするよりも、お金をかける場所をちゃんと選ぶのが大切です。
お金をかけるべき4つのポイント
僕たちキノスミカが大切にしているのは、
限られた予算で「暮らしの質」を上げることです。
そのために必ずお金をかけるのはこの4つです。
✅ 1. 断熱と気密
→ 夏は涼しく、冬はあたたかい家にする。
→ 光熱費が下がって、ずっとお得。
✅ 2. 間取りの見直し
→ 家族の動線をラクにする。
→ 和室をつなげて広いリビングにしたり、廊下を減らして収納を増やす。
→ 間取りを変えるだけで暮らしのストレスが減る。
✅ 3. 換気と空気の流れ
→ 窓を開けるだけじゃダメ!
→ 風の通り道を考えて、カビや結露を防ぐ。
✅ 4. 自然素材の仕上げ
→ 床や壁に本物の木や土を使うと、湿気を吸って空気が気持ちよくなる。
お金をかけすぎない場所
逆に、あまりお金をかけすぎないのが「オシャレに見せるだけの内装」です。
見た目を整えるだけでは暮らしの不便さは消えません。
だから、
「性能 → 間取り → 空気 → 見た目」の順にお金をかける
これが中古住宅 リノベーション 予算配分のコツです。
具体例|賢い予算配分のイメージ
例えば、あるお客様の30坪の中古住宅の場合、
- 物件購入費:1,500万円
- 解体しないから0円
- リノベ費用:1,000万円
┗ 断熱・気密:400万円
┗ 間取り変更:200万円
┗ 空気設計(換気・窓):200万円
┗ 自然素材仕上げ:150万円
┗ その他内装:50万円
間取りにお金をかけるだけで、同じ家がまるで違う家になります。
予算配分を決めるときのポイント
- 使える部分は活かしてムダをなくす
- 家族に合わせて間取りを整える
- 将来の光熱費も考えて性能を高める
これを考えるだけで、
限られた予算でも新築以上に心地いい家が作れます。
リノベは「安くする」じゃなく「賢く使う」
中古住宅 リノベーションは、ただお金をケチる方法ではありません。
お金をかける場所を決めて、ムダなく暮らしやすくする方法です。
次の章では、
じゃあそのお金をどう借りて、
どんなローンを選ぶと良いか。
「具体的な資金計画の立て方」をお話しします。
中古住宅リノベーションの具体的なファイナンシャルプランを紹介
中古住宅リノベーションの資金計画の立て方
「空き家や中古住宅を買って、リノベーションして…」
頭の中ではワクワクするけど、
実際に一番大事なのはお金の話です。
資金計画をちゃんと立てないと、
- 思ったよりお金が足りない
- ローンが増えて生活が苦しい
- 必要な工事をあきらめる
こんなことになってしまいます。
中古住宅リノベの基本的な資金計画の流れ
僕たちキノスミカでは、
中古住宅 リノベーションの資金計画はこの順番で考えます。
1. 無理のない月々の返済額を決める
→ いくら借りるかより、月にいくら払えるかを先に考える。
2. 家を買うお金とリノベするお金を一緒にする
→ 中古住宅購入費とリノベ費用をバラバラにすると、
ローンが2本になって金利が高くなりやすい。
中古住宅 リノベーション 一体型ローンを使うと低金利でまとめられる。
3. 頭金を入れすぎない
→ 頭金を入れすぎて生活が苦しくなるより、
手元にお金を残して、必要な工事に回す方が安心。
資金計画の具体例|30坪の中古住宅の場合
例えば、あるご家族の場合:
- 物件価格:1,500万円
- リノベーション費用:1,000万円
- 諸経費・手数料:200万円
合計 2,700万円
これを中古住宅 リノベーション 一体型ローンで組むと、
- 金利は新築並みに低い
- 返済期間も35年まで選べる
- 月々の返済は約7〜8万円(頭金ゼロの場合)
これなら、無理なく家計に合わせた返済ができます。
補助金や助成金も忘れずに
中古住宅のリノベには、
地域によって補助金がもらえることもあります。
例えば、
- 断熱リフォーム補助金
- 耐震改修助成金
- 子育て世帯向けリフォーム補助
などです。
これを活用するだけで数十万円の負担が減ることもあります。
お金の計画を立てるだけで失敗しない
中古住宅 リノベーションを成功させる人は、
先に資金計画を立ててから家探しを始める人です。
お金の流れを整理しておけば、
- 家を買ってから焦らない
- 無理なく支払える
- 必要な性能アップをあきらめなくていい
つまり、
「無理なく深呼吸できる家」をちゃんと叶えられます。
無理なく叶える理想の暮らし
中古住宅でも叶う!深呼吸できる家で過ごす毎日
「中古住宅だから寒いのはしょうがない」
「古い家だから結露はあきらめよう」
そう思っている人はまだまだ多いです。
でも、僕ははっきり言います。
中古住宅でも、深呼吸したくなる空気の家はつくれます!
無理なく叶えるコツは「お金の使い方」と「設計の順番」
ここまで読んでくれたあなたなら、
もうわかってくれたかもしれません。
大事なのは、
- お金をかける場所を決める
- 骨組みを活かしてムダをなくす
- 空気と温度をまず整える
- 間取りを暮らしに合わせて変える
これだけで、
新築以上の心地よさを
無理のない予算で実現できます。
「住みたい場所をあきらめない」も希望のひとつ
特に京都市内のように、
土地がなかなか見つからない地域では、
中古住宅を探すこと自体が大きなチャンスです。
住みたいエリアに
古い家を見つけて、
その家を活かして新しい暮らしを作る。
これができるのは、
中古住宅 リノベーションならではの強みです。
住む場所も、空気も、暮らしも「自分で選ぶ」
中古住宅 リノベーションは、
余った家を仕方なく使う方法ではありません。
**「自分で暮らしをデザインできる選択肢」**です。
- 自分で住む場所を選ぶ
- 自分で間取りを選ぶ
- 自分で空気を選ぶ
これができるから、
「中古住宅=我慢」から「選ばれた家」へ変わります。
僕たちが届けたいのは「家」じゃなく「時間」
僕がこの仕事をしていて一番嬉しいのは、
「前より家で過ごす時間が気持ちいいです」
「子どもがリビングでゴロゴロするようになりました」
こんな言葉を聞けるときです。
家そのものよりも、
家で過ごす時間が心地いいこと。
それを届けるのが、
キノスミカの家づくりです。
無理せず、深呼吸できる家を選ぼう
中古住宅 リノベーションは、
住みたい場所をあきらめず、
お金の負担を抑えながら、
家族にぴったりの暮らしを作れる方法です。
「新築じゃないとダメ」と思っている人にこそ、
一度知ってほしい。
無理なく、深呼吸できる家はちゃんとつくれます。
まずは中古住宅リノベの相談から始めよう
中古住宅 リノベーション 相談|無理なく始める第一歩
ここまで読んでくださった方は、
「中古住宅でも暮らしやすい家はつくれるんだ」
と少しでも感じてもらえたかもしれません。
でも、いざ動こうと思っても
多くの人がこう思います。
- そもそも中古住宅の探し方がわからない
- リノベーションってどこに頼めばいい?
- 予算ってどう決めればいいの?
実は、この最初の一歩で迷う人が一番多いです。
物件探しから資金計画、設計までワンストップ
僕たちキノスミカは、
中古住宅のリノベを「設計だけ」「工事だけ」では終わらせません。
- 中古住宅の探し方を一緒に考える
- 資金計画をプロと一緒に立てる
- 家族に合う間取りを一から設計する
- 断熱・空気・自然素材を一緒に選ぶ
これを一つの窓口でまとめてできるから、
「迷わず進めて、途中で後悔しない」家づくりができます。
無料相談でできること
「相談って、何を話せばいいの?」
と思うかもしれません。
キノスミカの無料相談では、
- 住みたいエリアと予算の整理
- 中古住宅のメリット・デメリットの説明
- リノベーションの流れを分かりやすく解説
- 事例を見ながら予算イメージを確認
- 補助金やローンのご相談
こんな内容をお話しします。
僕たちが大切にしていること
無理に契約を迫ったり、
今すぐ家を買いましょう!なんてことは言いません。
大切なのは、
「中古住宅って実際どうなの?」
という疑問を一つずつクリアにして、
あなたのペースで動けることです。
まずは気軽に一歩踏み出してみてください
空き家や中古住宅が余っている時代だからこそ、
「余り物を引き取る」のではなく、
「暮らしを整える素材として選ぶ」。
これがキノスミカの考え方です。
その第一歩として、
「相談してみる」だけでも大歓迎です。
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