空気が整う家ってどんな家?換気と素材でつくる、“深呼吸したくなる空間”の正体

空気と健康

24時間換気してるのに、空気がこもる気がする…

現代の家はすべて「24時間換気」が義務化されています。
でも実際には、

  • 家の中がどこかモワッとしている
  • 加湿器を使っても、乾燥する
  • 換気しても、空気が淀んでいるように感じる

そんな声をたくさん聞きます。

「換気している=空気が整っている」ではないというのが、家づくりの落とし穴。


「空気が悪い家」とはどういう状態か?

空気が悪い家の特徴は、一言で言うと**“空気が滞っている”**こと。
換気扇を回していても、空気の流れが弱かったり、素材から化学物質が出ていたりすると、
空気中に「気づかないストレス」が蓄積していきます。

  • 湿気が抜けない
  • においが残る
  • 寝起きに喉が痛い
  • 頭がぼーっとする

これらは、空気の質が落ちているサインです。


空気を整えるための3つの設計視点


① 換気計画は“量”ではなく“質”を見る

換気は「回っていればOK」ではありません。
どこから空気が入り、どこを通って、どこへ抜けるか
= 空気の“経路”が重要です。

キノスミカでは、空気の通り道をプランニング段階で設計します。
部屋の隅に空気が滞留しないように、
自然な流れで室内全体が“呼吸できる”状態に整えます。


② 空気がたまらない間取り動線

意外と盲点なのが「間取りと空気の関係」。
たとえば、クローゼットの中、トイレ、脱衣所。
こうした“閉じた空間”に空気がたまると、カビやにおいの原因になります。

だからこそ、動線設計の段階で
「空気がたまらない家」をつくる間取りの工夫が必要です。


③ 素材選びで“空気そのもの”を変える

建材や内装仕上げから発生する化学物質(ホルムアルデヒドなど)が、
室内の空気を汚す原因になることもあります。

キノスミカでは、無垢材・漆喰・和紙など、呼吸する素材を使い、
素材自体が空気を浄化・調湿してくれる家づくりをしています。


自然素材と空気設計は“片方だけ”では不十分

「無垢材を使ってるから、空気も良くなるでしょ?」
…実は、それだけでは足りません。

自然素材の力を活かすには、素材に合わせた空気の設計が必要です。
つまり、“素材 × 空気 × 性能”の三位一体設計

空気が整うことで、自然素材の香りや調湿性が活き、
住む人の体にも心にもやさしい空間ができるのです。


「24時間換気=安心」は大きな誤解

多くの家で、給気口が家具で塞がれていたり、フィルターが詰まっていたり、
換気経路が正しく設計されていないケースも少なくありません。

表面的な換気だけでは、「空気が整う家」にはなりません。

「換気してるはずなのに、空気が重い…」と感じたら、
それは空気の“流れ”が設計されていない証拠です。


空気の質は「暮らしの質」そのもの

  • 寝起きがすっきりする
  • 子どもの咳が減った
  • 空間にいるだけでリラックスできる

こうした変化は、**空気が整ってはじめて得られる“暮らしの質”**です。

キノスミカでは、
性能だけでなく、五感が整う家を大切にしています。


▶︎ 今の家、空気が整っているかチェックしませんか?

キノスミカでは、無料で以下のご相談を承っています:

✅ 空気の流れのチェック
✅ 換気設計と間取りの改善提案
✅ 素材と空気の相性アドバイス