「なんとなく疲れが取れない」
「朝起きたときに喉がイガイガする」
「頭が重くて集中できない」
これらの症状に心当たりがあるなら、室内の空気環境が関係しているかもしれません。
実は僕自身も、かつて体調を崩しやすかった時期がありました。
その原因が“空気”にあると気づいたのは、自然素材でつくった家に初めて入ったときの体感でした。
「空気が違う」と感じた瞬間
木の香り、湿気の少ないさらっとした空気。
空気清浄機をつけていないのに、肺にスッと入ってくる感じ。
今までの家では感じたことのない“深呼吸したくなる感覚”に驚きました。
このとき、「空気って、こんなに人の感覚に影響を与えていたんだ」と実感したんです。
体調不良の“黒幕”は空気のよどみ?
目には見えないけれど、家の中にはたくさんの空気の質を下げる要因があります。
- 合板や接着剤から出る化学物質(VOC)
- 24時間換気の不調やフィルター詰まり
- 結露やカビ、ホコリの蓄積
これらが混じった空気を、1日に2万回以上呼吸していると考えると……ちょっと怖くなりませんか?
■ 施主の声:京都市 T様(40代・在宅ワーカー)
「以前の家では午後になると頭が重くなって、仕事に集中できなかったんです。今の家に住んでから、仕事のパフォーマンスが上がりました」
このように、空気の質は健康だけでなく、仕事や家事の効率にも影響します。
自然素材と空気の相乗効果
僕たちが使っている無垢材や珪藻土は、調湿性・消臭性に優れています。
でも、それだけで空気は整いません。
大切なのは、素材+換気+断熱+間取りの連動設計です。
たとえば:
- 空気がよどまないような壁の抜け感
- 外気の流入ポイントにフィルター付き給気口
- 自然素材が湿度を吸う前提での換気風量設計
こうした「空気の動線設計」があるからこそ、体にやさしい空間が生まれるんです。
中古住宅でも“呼吸する家”にできる
「新築じゃないと空気は変えられないんでしょ?」
そんなことはありません。
僕たちは築30年以上の中古住宅を、断熱・気密・自然素材でリノベーションし、空気の質まで大きく変えてきました。
リノベでも、空気の通り道を設計することで、空気は生まれ変わるんです。
最後に|空気の質は“健康への投資”
冷暖房費よりも、間取りよりも。
もっと大切にしていいのが「空気の質」だと、僕は思っています。
それは数値で見えないけれど、毎日、自分の体が一番よく知っている。
だからこそ僕は、これからも「空気を設計する家づくり」を大切にしていきます。
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