自分の家に木を使う意味
木には、不思議な“やわらかさ”があります。
それは、触ったときの感触だけじゃない。
目に映る質感、ほのかに漂う香り、歩いたときの足ざわり。
そういうすべてから、木のやさしさって自然に伝わってくるんです。
毎日があっという間に過ぎていくような忙しい暮らしの中で、
木のある空間は、ふっと呼吸をゆるめてくれる。
そんな「ほっとできる居場所」を、木はつくってくれる気がします。
でも、木は万能薬じゃない。
一緒に暮らすには、それなりの覚悟もいる。
まあ、そんなに構えなくてもいいんですけどね(笑)。
年月とともに、木にも変化が生まれます。
香りも、色も、手ざわりも、少しずつ育っていく。
「なんだか年取ったな、こいつ」って、
そんなふうに見守るのが、木との暮らしの楽しさでもあるんです。
例えば、小さかった子どもがフローリングにつけた傷。
その傷は消えないかもしれない。
でもそれは“想い出”になって、その家に住む家族にとっての宝物になる。
木は、ずっと寄り添ってくれる。
言葉はなくても、確かにそばにいてくれる。
だからこそ、僕は思います。
「ほんの少しでも、早く帰りたい」
そう思える家をつくるには、
本物の木を使うことに、ちゃんと意味があるんだって。
「実際に木の家で暮らした時に感じる空気の変化 →
深呼吸できる家ってなんだ?」
まとめ
木を使うというのは、素材を選ぶという話じゃなくて、
「どんな暮らしをしたいか」を選ぶことなのかもしれません。
本物の木と、家族と、自分自身と。
一緒に時を重ねられる家。
そんな家を、僕はつくりたいと思っています。
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