家の空気は見えないけれど、暮らしを変える~室内空気質と無垢材の関係~

空気と健康


空気を意識する暮らし、できていますか?

家の中の空気について、
真剣に考えたことはありますか?

私たちは毎日、
およそ20kgもの空気を体に取り込んで生きています。

これは、2リットルのペットボトル10本以上に相当する重さです。
想像してみてください。
あのずっしり重いペットボトルを10本、
毎日あなたの体の中に取り込んでいるのです。

これだけの空気を取り込んでいるのに、
その「質」について意識する機会は、驚くほど少ない。

無垢材の家に憧れる人も多い今、
本当に**「深呼吸できる家」**を手に入れるためには、
空気の質を考えることが欠かせないのです。

「無垢材と空気質の関係を、断熱視点で補完するには →
木と湿度のリアル


家の中の空気は、想像以上に汚れている

実は、家の中の空気は
思っている以上に汚れています。

  • 料理や暖房で発生する水蒸気や油分
  • 家具や建材から放出される化学物質
  • 掃除や日用品から出る微細な成分
  • 人やペットの呼吸による湿気と二酸化炭素

これらが積み重なって、
室内の空気はどんどんよどみ、
体調にも悪影響を及ぼすリスクが高まります。

だからこそ、
単に「自然素材の家だから安心」というわけにはいかないのです。

空気の流れそのものを、
本気で考えることが必要です。


無垢材と空気質の関係

無垢材には、自然な調湿作用があります。

  • 湿度が高いときは湿気を吸い、
  • 乾燥しているときは水分を放出する。

木の家は、まるで呼吸しているかのように、
空気を優しく整えてくれます。

しかし──
無垢材だけでは、室内の空気を守りきれません。

  • 木の調湿効果には限界がある
  • 空気の入れ替えを怠ると、湿気や汚染物質が滞留する
  • 「自然素材だから大丈夫」という油断が、逆に空気質を悪化させることも

無垢材は、空気を「支える力」は持っているけれど、
「空気を入れ替える力」は持っていません。

だから、
無垢材×換気計画×断熱気密設計×自然の風を取り入れる設計
この四位一体が必要なのです。


本当に深呼吸できる家に必要なこと

本当に心から深呼吸できる家をつくるには、
次の4つの要素が絶対に必要です。

  • 適切な断熱・気密性能
     → 空気の質を守るためのベース。
  • 計画的な換気設計
     → きれいな空気を確実に取り入れ、汚れた空気を確実に排出する。
  • 無垢材の特性を活かす設計
     → 木の呼吸を生かし、室内環境をやさしく整える。
  • 自然の風を取り入れる設計
     → 四季折々の風を感じながら、自然な空気の流れを楽しむ暮らしをつくる。

これらがバランスよく整ったとき、
家の中に自然な空気の循環が生まれ、
本当に深呼吸できる暮らしが実現します。


キノスミカの考える「深呼吸できる家」

キノスミカが目指すのは、
ただ「自然素材の家」を作ることではありません。

  • 木の力を信じる
  • 科学を味方につける
  • 暮らす人の心と体を本気で守る家をつくる
  • 自然の光、風、空気と共に生きる暮らしをデザインする

自然と科学をバランスよく組み合わせて、
人が自然体で呼吸できる家を、
本気で追い求めています。

木の呼吸と、人の呼吸が響き合うような、
そんな暮らしを、一緒に叶えていきたい。


まとめ

家の空気は、目には見えません。
でも、それは確実に、
あなたの健康や心地よさを左右しています。

無垢材だけでは足りない。
断熱、気密、換気、自然の風。
すべてを丁寧に設計してこそ、
本当に深呼吸できる家が完成する。

キノスミカは、
あなたと一緒に、
深呼吸したくなる暮らしをつくります。

🌿 ご相談はお気軽にどうぞ

キノスミカでは、
「古い木の家を、快適に住み継ぎたい」
「断熱や空気の質を整えて、もっと暮らしやすくしたい」
そんなお声に、丁寧に向き合っています。

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