省エネ住宅のつくりかた

中古リノベーションを考える

底冷え・結露・カビ…|京都の家に潜む“空気の罠”

なぜ京都の家づくりに“空気の設計”が必要なのか僕が「断熱・気密・換気は、セットで考えましょう」と話すと、「京都でもそこまでやる必要あるんですか?」って聞かれることがよくあります。でも、こう答えています。「むしろ京都だからこそ、空気の設計が必...
中古リノベーションを考える

なぜ京都の家は匂いがこもる?換気設計で変わる暮らしの質

第1章|“動かない空気”が、住まいを重たくする「なんかこの家、空気が重い」これは、お施主さんの言葉です。温度でも湿度でもなく、“なんとなく感じる空気の重たさ”。これって、実はかなり多くのリノベ済み住宅に起きている現象なんです。「換気はしてる...
中古リノベーションを考える

京都の断熱リフォームはなぜ失敗する?リフォーム5つの盲点とは?

第1章|京都の家が寒い本当の理由──断熱リフォームで失敗しないために、まず“寒さの正体”を知っておこう「断熱リフォームをしたのに寒いままだった」「せっかく費用をかけたのに、失敗だったかもしれない」──そんな声を、僕たちは毎年冬に耳にします。...
ちょっとした暮らしの工夫

京都の町家リノベベーションで大切な4つの軸とは?

はじめに:性能だけでは測れない「京都の暮らしやすさ」「冬は底冷え、夏は蒸し暑い」──これは、京都に暮らす人なら誰もが感じている体感的な不満かもしれません。さらに町家や古い木造住宅が多い地域では、「断熱が弱い」「耐震が不安」「空気が重たい」と...
中古リノベーションを考える

断熱リフォームより“空気リノベ”だった|結露・カビに悩む京都の家の処方箋

第1章|朝、目覚めたときの“空気の重さ”。それは断熱だけの問題ではありませんでした京都の梅雨が近づくと、朝の空気に違和感を覚えることが増えてきます。空気がまとわりつくように重く、サッシの下にはうっすらと水滴が浮かび、洗濯物は前日のまま。「ま...
中古リノベーションを考える

自然素材の家がエコではありません。京都でつくる本物のエコハウス

「エコなのに快適じゃない家」に、あなたも悩んでいませんか?❶ 「エコハウスって快適ですよね?」に潜む誤解最近、「エコハウスって快適ですよね?」と聞かれることが増えました。省エネ、断熱性能、太陽光発電、高気密──。どれも良さそうに思えるし、実...
中古リノベーションを考える

京都でリノベーションする時に太陽光を乗せるメリットある?

ソーラーパネルってつけるべき?という素朴な問いに、今こそ向き合う「太陽光パネルって、つけたほうがいいですか?」この質問、本当に多くなりました。でも僕はいつも、すぐに「はい」とは答えません。なぜなら、太陽光の価値は“つけたかどうか”ではなく、...
中古リノベーションを考える

断熱材はどれが最適?京都でのリノベーションに強い素材と選び方

第1章|断熱材って、何を基準に選べばいいの?「ウール、セルロース、グラスウール、ウレタン…。結局どれがいいんですか?」断熱材の選択に悩む方は少なくありません。しかも最近では、“自然素材がいい”“健康に配慮したい”という声も増えてきています。...
省エネ住宅のつくりかた

断熱だけじゃダメ?気密が甘い家で起こる3つの後悔とは

「断熱等級5って言われたけど、冬の朝が寒い」「高性能って聞いて建てたのに、足元が冷える」「エアコン効きにくい気がする…」こんな後悔の声を、現場でたびたび聞きます。実はこの原因、“断熱”ではなく“気密”の甘さにあることが少なくないのです。気密...
省エネ住宅のつくりかた

気密性は高いほうがいい?高断熱高気密の誤解と真実

「気密性が高い家って、息苦しくないんですか?」「高断熱・高気密ってカビが生えるんじゃないの?」「そもそも日本はそこまで気密にこだわらなくていいのでは?」家づくりを考える中で、“気密性”についての誤解はまだまだ多く存在します。特にネットで「高...