素材の話

住宅リノベーション

自然素材の家に騙されるな ― 本当に快適な家は性能で決まる

自然素材の家=安心だと思っていませんか?自然素材の家が「体にいい」「安心できる」「快適なはずだ」と、イメージだけで語られすぎている現実に疑問を抱きます。無垢のフローリングを張れば、冬でも素足で歩けます。漆喰を塗れば、湿気が勝手に調整されます...
ちょっとした暮らしの工夫

素材が呼吸できる家|自然素材×空気設計でカビを防ぐリノベ術

自然素材は“使うだけ”では働かない。漆喰・無垢材・和紙を活かすには、湿気と空気の設計が欠かせません。カビ・結露を防ぎ、素材が呼吸できる住まいをつくる設計と施工の本質を解説します。
住宅リノベーション

珪藻土の壁、後悔するって本当?|素材との暮らし方を見直す“本音の話”

「珪藻土の壁って、効果あるの?」──その疑問、もっともです。きっかけは「なんとなく良さそう」から「珪藻土って、調湿とか脱臭にいいって聞いたけど……本当に効果あるんでしょうか?」これは、相談に来てくださる方からよく聞く言葉のひとつです。自然素...
住宅リノベーション

木の家はなぜ落ち着くのか?と自然素材住宅の魅力を徹底解剖

第1章:玄関を開けた瞬間、「あ、帰ってきた」と思える家香りは、記憶と心を切り替える“スイッチ”仕事終わりに家の玄関を開けたとき、ふわっと木の香りが迎えてくれる。その瞬間、どこかで深く息を吐いて、気持ちがゆるむ。僕が最初に無垢材の家に入ったと...
ちょっとした暮らしの工夫

無垢材の家は本当に快適?京都の自然素材住宅が選ばれる5つの理由

第1章:無垢の床に、足を下ろす朝。そこから違いは始まっている素足で感じる「やさしい温度」が、毎日の気分を変える朝、まだ目が覚めきらないまま布団を抜け出して、素足で床に足をつける瞬間。その「ヒヤッとしない感覚」が、無垢の家の良さを最初に実感す...
住宅リノベの知恵

京都の再建築不可物件でも快適に|空気と素材の引き算リノベ術

はじめに|壊せないなら、整えるしかない「再建築不可だから、選択肢がないんです」そう言って肩を落とす方に、僕はいつも伝えます。「ない」のではなく、やり方が変わるだけ。とくに京都のような密集した市街地では、再建築不可=終わりではなく、空気を整え...
ちょっとした暮らしの工夫

カビない・結露しない家のつくり方|空気と素材の設計術

第1章|「この家、なんかにおう…」の正体|空気が悪くなる理由と素材の話「この家、なんかにおう気がするんです」設計相談のときに、そう話す人が意外と多い。でも実際に現場へ行っても、強いにおいは感じられないことがほとんど。それでも、住まい手の身体...
住宅リノベーション

湿気・におい・結露…その原因は風通し|空気が動く家のつくり方

風は“抜け道”をつくることで整う|風通しと空気の質の話風通しの良さは「空気の整い」に直結する僕は現地調査に行くと、最初に「この家、風が整ってるかな?」と感じるようにしています。空気がよどんでいたり、湿気がこもっていたり、何かにおいが停滞して...
住宅リノベーション

湿気と結露を防ぐ設計とは|カビを生まない住まいづくり

第1章|カビは“空気の質”を壊す静かな侵入者見えるカビより、見えない場所に潜む“壁内結露”の怖さ多くの人が「カビ=掃除で取れるもの」と思っていますが、僕たち設計者からすると、本当に怖いのは壁の中、天井裏、床下に潜むカビです。現場ではこんな状...
住宅リノベーション

空気のにおいでわかる住まいの質と素材の相性

第1章|“空気のにおい”が家の質を教えてくれる家に入った瞬間、無意識に感じるもの家に入ったとき、「あ、この家は気持ちいい」と感じるときと、「なんか重いな」「においがこもってるな」と思うとき、ありませんか?それって、照明でも家具でもなく、**...