住宅性能

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自然素材の家=安心?|カビ・結露・素材選びの落とし穴と対策をプロが語る

「自然素材なら安心」は本当?|アレルギーと誤解の話「自然素材にすれば、アレルギーは出ないですよね?」「化学物質が心配なので、全部自然な素材でお願いします」京都で家づくりをしていると、こういった声をよく耳にします。たしかに、自然素材という言葉...
住宅性能

断熱だけじゃダメ?気密が甘い家で起こる3つの後悔とは

「断熱等級5って言われたけど、冬の朝が寒い」「高性能って聞いて建てたのに、足元が冷える」「エアコン効きにくい気がする…」こんな後悔の声を、現場でたびたび聞きます。実はこの原因、“断熱”ではなく“気密”の甘さにあることが少なくないのです。気密...
住宅性能

【住宅性能C値0.7の衝撃】「隙間」が健康と光熱費を左右する。なぜC値はUA値より重要なのか?

住宅性能のC値とは、住宅の床面積1㎡あたりに存在する隙間の面積を示す数値です。この「見えない隙間」こそ、断熱性能(UA値)を無効化し、ヒートショックとカビのリスクを高め、光熱費を無駄にする最大の犯人です。どれだけ高い断熱材(UA値)を使って...
住宅性能

断熱しても寒いのはなぜ?|京都の家に多い“見落とし”とは

第1章|断熱リフォームをしても寒い。その違和感は、あなたの感覚が正しい。昔、僕の家もそうだった。知識はあるのに、家の中が冷たかった。床の下からじわじわ冷えて、エアコンの風が止まると、空気ごと凍るような静けさが訪れる。「断熱材は入ってるのに」...
住宅性能

断熱等級は信用できる?性能ラベルだけでは見えない本当の暮らし

最近、「断熱等級6の家を建てたいんです」と相談に来られる方が増えました。住宅性能表示制度の浸透により、「数字」で家を比べる時代になったことを感じます。でも、僕はこう問いかけたくなります。「その数字の“先”に、どんな暮らしが見えていますか?」...
リノベーション

【京都の悩み】換気扇を回しても「家の空気が重い・よどむ」のはなぜ?失敗しない換気計画の設計原則

こんな症状ありませんか?「窓を開けているのに、家の中の空気が重い。」 「換気扇を回すと、排水口からコトコト音が鳴る。」 「冬は底冷えするのに、湿気がこもって結露がひどい。」もし一つでも当てはまるなら、それは換気が正しく機能していないサインで...
リノベーション

不調の正体とは? C値の高い家が陥る吸気不足!「高気密なのに室内空気が息苦しい」失敗する換気方式。体調さえ左右する3つの盲点

高断熱・高気密における室内空気の3つの誤解まずは、新鮮な空気を取り込む吸気。そして、汚れた空気を外に出す排気に注目して、3つの誤解について解説していきます。① 「気密が高いと息苦しい?」高気密な室内空気を考える時、これはもっとも多く聞かれる...
家づくりの雑学

高気密住宅が息苦しい理由|京都の家づくりで見えた落とし穴

京都の高気密住宅って息苦しいの?と思っているあなたへ高気密住宅の誤解「高気密住宅は、性能は良さそうだけど……息苦しくないの?」最近、そういう相談を受けることがとても多くなってきました。特に京都で家づくりを考えている方からは、「24時間換気が...
住宅性能

断熱性能が快適な暮らしを左右する。小さい家こそ徹底すべき断熱の知識 グリーナーズハウス 京都

断熱とは?―家を守る「魔法瓶のしくみ」家づくりの場面で必ず出てくる言葉のひとつが「断熱」。けれど、初めて家づくりを考える人にとっては「それって何をしてくれる材料なの?」と疑問に思うかもしれません。ここでは、まず断熱材とはどういうものか、解説...
住宅性能

深呼吸できる家の間取り|空気が巡る5つの設計原則とは?

「この家、なんだか息がしやすいですね」そんな言葉を、お引き渡しのたびに聞けるようになったのは、僕が“間取り”を「空気の通り道」として意識するようになってからです。間取りとは、ただの部屋の配置ではありません。それは、空気と人の“動き”を重ねて...