深呼吸したくなる部屋のつくりかた

住宅リノベーション

京都でリノベーションする時に考える空気設計で快適に暮らす方法

第1章|「空気は見えないからこそ、設計しないと手遅れになる」空気は、見えません。触れられません。でも確かに、感じています。朝起きた瞬間の「どんよりした重さ」帰宅したときの「においのこもり」料理中の「息苦しさ」や、夜中に感じる「鼻の乾燥」…そ...
ちょっとした暮らしの工夫

カビない・結露しない家のつくり方|空気と素材の設計術

第1章|「この家、なんかにおう…」の正体|空気が悪くなる理由と素材の話「この家、なんかにおう気がするんです」設計相談のときに、そう話す人が意外と多い。でも実際に現場へ行っても、強いにおいは感じられないことがほとんど。それでも、住まい手の身体...
ちょっとした暮らしの工夫

足音・声が響く家はもう嫌だ!生活音をやさしくする設計と暮らし方

音は暮らしを変える「空気の一部」|味方にできる設計とは「音がうるさい」は、暮らしの質を下げる?「なんかこの家、落ち着かないんだよな」こんな声を、設計相談で何度も聞いてきました。でも、意外と多くの人は原因を「外の騒音」や「壁の薄さ」にだけ求め...
住宅リノベーション

湿気・におい・結露…その原因は風通し|空気が動く家のつくり方

風は“抜け道”をつくることで整う|風通しと空気の質の話風通しの良さは「空気の整い」に直結する僕は現地調査に行くと、最初に「この家、風が整ってるかな?」と感じるようにしています。空気がよどんでいたり、湿気がこもっていたり、何かにおいが停滞して...
住宅リノベーション

湿気と結露を防ぐ設計とは|カビを生まない住まいづくり

第1章|カビは“空気の質”を壊す静かな侵入者見えるカビより、見えない場所に潜む“壁内結露”の怖さ多くの人が「カビ=掃除で取れるもの」と思っていますが、僕たち設計者からすると、本当に怖いのは壁の中、天井裏、床下に潜むカビです。現場ではこんな状...
住宅リノベーション

換気が室内をかえる?空気が変わると身体に変化が起きるは本当?

空気は“入れればいい”では整わない|換気設計のリアルと盲点「24時間換気」があるから安心?——それ、本当に機能してる?建築基準法で24時間換気が義務化されてから、多くの住宅が「換気してます」と表示されるようになりました。でも僕からすると、換...
住宅リノベーション

空気のにおいでわかる住まいの質と素材の相性

第1章|“空気のにおい”が家の質を教えてくれる家に入った瞬間、無意識に感じるもの家に入ったとき、「あ、この家は気持ちいい」と感じるときと、「なんか重いな」「においがこもってるな」と思うとき、ありませんか?それって、照明でも家具でもなく、**...
住宅リノベーション

24時間換気、実は機能していない?“なんとなくの空気”が健康を損なう理由

「ずっと家にいると、頭が重い感じがする」「冬になると喉が乾燥して痛い。でもエアコンはそんなに強くしていないのに…」これらは、実際に僕が受けたご相談の声です。そして共通していたのは──「24時間換気はちゃんとついているはずなんですけど…」とい...
住宅リノベの知恵

「窓を開けても換気できない?自然換気の限界と“呼吸する家”のつくり方」

窓を開けているのに空気がこもるのはなぜ?毎朝の換気が意味ないかもしれない?「毎朝10分、窓を開けてるから大丈夫!」そう思っていませんか?実はそれ、換気できているようで、ほとんど空気が入れ替わっていないことが多いんです。僕のところにも「窓を開...
住宅リノベーション

「高気密住宅が息苦しい理由」京都の家づくりで見えた落とし穴

京都の高気密住宅って息苦しいの?と思っているあなたへ「高気密住宅って、性能は良さそうだけど……息苦しくないの?」最近、そういう相談を受けることがとても多くなってきました。とくに京都で家づくりを考えている方からは、「24時間換気がついていても...